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2010年7月 9日 (金)

サポーティング・バイオフィードバック法とその多様化へ。

バイオフィードバック法とは、次のように定義できる。

本人も気づかない微な生理活動を各種センサーで測定し、その結果を本人に分かる形で提示する。本人は、提示される情報を手がかりにして、対象生理をコントロールすることができるようになる。

対象となる生理活動は、脳波や心拍、血圧、皮膚表面の電気的反応や温度、筋肉の緊張具合などがある。

しかし、「言うは易く行うは難し」である。

中でも、脳波をコントロールする能力開発はとても難しい。

単にリラックスすることやストレスマネジメントが目的なら、比較的マスターしやすいGSR(皮膚表面の電気的反応を対象とするもの)を選択することをお薦めする。価格もリーズナブルである。弊社では、GSRモニター「ヘルシー」を紹介している。
http://www.selsyne.com/aim/products/healthy/index.htm

リラックスやストレスコントロールを身につけるために「脳波」を選んでしまうと、トレーニングがうまく捗らないことに、逆にストレスを感じてしまうだろう。

バイオフィードバック法に「脳波」を用いるなら、それなりの覚悟が必要だ。よって、それなりの覚悟を持つにふさわしい目的のあることが大前提である。

バイオフィードバック法を実践したことのない人が、既述の「易しい」だの「難しい」だのを読んでも、その難易度を実感することはなかなかできないと思う。

主観であるが、私自身が長年トレーニングし、またクライアントをサポートしてきた実感として述べるなら、GSRを用いたバイオフィードバック法の難易度は、自転車に乗れるようになったりPCのキーボードをタッチタイピングできるようになる程度の難易度だ。

脳波を用いるバイオフィードバック法の習得は、こういったものよりも数段難しい。(抽象的な表現で恐縮だが・・・)

また、そもそも機械を使ったバイオフィードバック法に頼らずとも、ゆっくりと落ち着いて自身の身体や感情、そして思考をつぶさに観察することで、同等の目的を達せられる場合もある。

例えば、弊社eラーニング「コルパーに成る」の「Lesson7.コアセルフを意識する」と「Lesson8.コアセルフを確立する」が参考になるだろう。
http://www.selsyne.com/aim/calper/1okitegaki/7coreself-isiki/index.htm
http://www.selsyne.com/aim/calper/1okitegaki/8coreself-kakuritu/index.htm

機械を使わなくても、身体に意識を向けることで気づける有益な情報は沢山ある。先人達はそのようにして自己統制法をマスターし、弟子達にも伝承されてきた。例えば、ヨーガや座禅、武道などにおける精神鍛錬である。

そして、そのようにしっかりとした鍛錬法があるとき、脳波のフィードバック法は確かなサポートをしてくれる。それは、自身の更なる鍛錬においても、あるいは弟子への伝承においてでもある。

すなわち、主たるトレーニングの補助として脳波フィードバック法を用いたとき、訓練に大きな相乗効果が生まれるのだ。

これを、“サポーティング・バイオフィードバック法”と呼んでいる。脳波は、このサポーティング・バイオフィードバック法の生理指標として非常によくマッチする。

Bidoukannouhasokutei201053011
前々号で紹介した脳波測定会での体験を、小川師範が自身のブログで述べておられる。
http://blog.livedoor.jp/upmrap/archives/1318060.html

このときに撮影していたビデオを編集して、弊社の「映像配信局」に「脳波研究-小川正人師範が発したファストシータ波。」として掲載した。
http://www.selsyne.com/aim/finebrain/video/bidoukan.html

現在、様々な分野で活躍されている達人の脳波を収集している。脳波は、目的によってその理想バランスが違うからだ。

多様化するサポーティング・バイオフィードバック法の構築に、乞うご期待!。

セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/aim/

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