カテゴリー「6.テレビ番組協力」の46件の投稿

2017年8月 4日 (金)

流行のおもちゃ「ハンドスピナー」のリラックス&集中力アップの効果を脳波測定で検証。フジテレビ「とくダネ!」からのご用命。

今、ハンドスピナーというおもちゃが日本で流行っているそうだが、先月24日にフジテレビ「とくダネ!」の担当者から電話をもらうまではそれを意識したことがなかった。

ハンドスピナーで遊ぶ老若男女は、「心が落ち着く」「ストレス解消になる」「集中力が出る」「寂しさが紛れる」などの効果を感じているそうだ。
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これらの効果を脳波測定で調べたいとのこと。

電話を切ってから「ハンドスピナー」をネット検索してみると、確かにそのような効果が述べられていた。

筋無力症の子供でも遊べるおもちゃを目的に開発されたそうで、'90年代にアメリカで発売された頃は「フィジェット・スピナー」という商品名だったそうだ。

フィジェット(fidget)の意味は、「いじり回す」と辞書にある。

弊社(セルシネ)で指導している聡明法の一つに、「諸脱一念想」がある。諸脱一念想とは、一点淡視、一点淡聴、一点淡触、一点淡嗅、一点淡味などによって、雑念を静めて意識を鮮明にしていくメソッドだ。

拙著「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」にも書いているので、興味のある人は参考にして欲しい。

よって、フィジェットという単語を見て、「あー、一点淡触のような効果がありそうだ」と感じた。触覚の他にも、視覚や聴覚からの効果もあるのだろうと想像できた。

実験は29日(土)にフジテレビで行われた。お台場へ遊びに来た友達や家族連れにスタッフが声を掛け、リハ室に案内されてきた人達10名の脳波を測定した。
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ハンドスピナーによる聡明(落ち着いた意識集中)効果を肯定する結果が得られたのは10名中5名だった。被験者の丁度半分である。効く人には効くが、効かない人には効かないという感じである。

これは、番組に提出した被験者の聡明度変化の評価である。
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実験方法は、「箸で豆を摘まんで移す」と「ハンドスピナーを回して遊ぶ」を各々1分ずつ実施し、その直後の脳波を閉眼安静でそれぞれ1分間測定した。
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今回は、特に基準脳波を測定することはせず、ストレスの掛かった状態とを単純に比較したいとのリクエストだった。

聡明度が増すと、このミッドα波を中心としたα波(水色、緑色、黄色)が増える。逆にストレスが大きい場合はピンクのβ波が増える。
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今回は以上のような検証方法をとったのだが、ハンドスピナーで遊ぶことで聡明効果があるということを前提として、その程度を観察することも出来る。

例えば、遊ぶ時間を段階的に長くしていきながら脳波測定を繰り返すのだ。そうすると、効果の程度が山型のグラフとなって表れるはずだ。それらの結果を以て、効果的な遊び方を提示することも出来る。
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オンエアされた画像をいつものように13枚、弊社「テレビ番組協力実績」紹介ページに掲載させて頂いた。

被験者と撮影スタッフに恵まれ、楽しい実験だった。

感謝

セルシネ・エイム研究所 和田知浩

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2017年6月27日 (火)

気療ハンドの神沢瑞至氏は、みやぞんさんを眠らせることができるのか? TBSの番組「世界がビビる夜」で入眠判定した脳波の報告。

今月21日、私が脳波測定協力したTBSの番組「世界がビビる夜」が放送されたので振り返る。

収録は、今月12日に砧のTMCスタジオで行われた。

脳波測定の目的は、気療塾学院の学院長で気療師の神沢瑞至氏による気療ハンドなる気を受けるタレントのみやぞんさん(ANZEN漫才)が本当に眠るのかを判定して欲しいというものだった。

収録の冒頭では、これまでに神沢氏が披露してきた動物たちを眠らせるパフォーマンス動画が流された。
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私はこれまでの30年間で1万人を超える被験者/訓練者の脳波を測定してきた。2009年にはファインブレイン研究会を発足し、2012年には部会として気律脳波研究をスタートして、気律脳波の達人「ザ・マスター」認定を行っている。

気律とは、「“気”の巡りを治めて、自他の統制と癒しを促す」気の流れのことをいう。

神沢氏の紹介動画が終わった後、ご本人がスタジオに登場した。

是非、神沢氏自身の気律脳波を測定してみたかったのだが、そのチャンスはなかった。

さっそく、気療ハンドでみやぞんさんを眠らせるパフォーマンスコーナーが始まり、私はみやぞんさんに脳波センサーを装着し、その脳波を見守った。
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パフォーマンスが始まってすぐに、スタジオでは別のコーナーが進行しそのVTRが流された。その間も神沢氏のパフォーマンスは続いた。
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程なくしてみやぞんさんは目を閉じ、αモードに入った。さて、ここからが注目である。入眠してα波が途切れるのか、それともα波が続いて単なるリラックス状態を維持するのか、あるいは、眠らないといけないというプレッシャーでβモードに変わるのか・・・。

数分でみやぞんさんはうな垂れた。それだけを見ると、もう眠ったのかどうかの判断はつかない。しかし、脳波はまだαモードのままだ。

私の横にはディレクターがついてサポートしてくださっていたのだが、それを飛び越えてお偉いさんが私に声を掛けてくる。「もう寝ましたか?」

私は、「いいえ、このα波が消えないと入眠とは言えません」と。

神沢氏も、気療ハンドをみやぞんさんに向けながら私の方を見てくる。「もう、入眠したはずだが・・・」という感じである。

またお偉いさんが訊いてくる、「どうですか?」。私は「まだです」。

この約10分間は何とも言えない緊張感に支配された。しかし、αモードの状態で入眠を宣言するわけにはいかない。

「寝てるはずなのに、脳波では寝てなかった? 残念だね・・・」こんな結末になることを覚悟した。沢山のスタッフと出演者がいる中でこの結果を招くのはとても大きなプレッシャーである。

でも仕方ない。この仕事を引き受けたのだから。

半分開き直りつつも、みやぞんさんの脳波を観察し続けた。と、そのとき、α波がピタッと沈静化した。

小さな声と大きな表情で、「寝ました、寝ました・・・」と報告。相手はディレクターだったかお偉いさんだったかは覚えていない。私も喜びで興奮していた。

スタジオで流されていた別のコーナーのVTRが止められ、MCの田村淳さん(ロンドンブーツ1号2号)が歩み寄ってきた。スタジオ中が安堵と喜びの雰囲気だ。

私は脳波グラフを示しながら、「α波が途切れて入眠、そして今、δ波が出てきて熟睡状態です」と淳さんに報告した。
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もう一人のMCである鈴木奈々さんが、司会席から大きな声で「脳波スゲー」と言った。そのように記憶していた。

しかし、実際にはこのように言っていたのだ。
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そりゃーそうだ。神沢氏の気療ハンドが凄いのだ。しかし、私の意識では脳波に入眠が、そして熟睡がハッキリと表れた喜びが大きく、その状態で聞いた奈々さんの言葉を「脳波スゲー」にすり替えたのだ。誠に、「意識の捏造ってスゲー」である。

スタジオのみんなも喜んでくれた。よかったー、ありがとう!
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オンエアではこの後、みやぞんさんの入眠/熟睡脳波が紹介された。
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本ブログでは、実際に測定した脳波の分布グラフを用いて詳しく解説する。

ディレクターからの指示で、10分以上前から脳波測定器をスタートさせた。脳波センサーを装着していない状態だから、グラフにはノイズの影響が著しい。
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縦軸が経過時間で、下向きに流れていく。目盛りは10秒単位で、表示幅は3分である。横軸は脳波の周波数で、3.0Hz~30.0Hzまでを0.5Hz刻みで表示している。明るい色ほどボルテージが強いことを示す。

みやぞんさんに脳波センサーを装着し、神沢氏の気療を受けるとみやぞんさんは程なく目を閉じた。それがグラフ上の15分20秒である。ノイズは消え、10Hz前後のα波が出ている。

δ波からθ波の帯域も出ているように見えるが、これが眼球運動等によるノイズなのか、それとも気療ハンドを受けている証なのかは判別できない。

δ波からθ波は弱くなり、αモードとなった。
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αモードがさらに強くなった。ノンレム睡眠を迎える前だから、これをレム睡眠とは呼ばないが、ありありとした映像を伴った夢を見ている可能性はある。
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話しが少し脱線するが、イメージトレーニングはこの脳コンディションで行うのである。意識はありつつPMF(パーソナル・マインド・フィルター)が薄くなっているので、映像化した理想の自己像が潜在意識にそのまま形成されやすい。

ベッドに入ってから入眠するまでのこの数分間を、私が“脳のゴールデンタイム”と名づけた所以である。

この脳のゴールデンタイムを利用した「アファーメーション法」や「微笑み法」を拙著「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」で解説しているので、自己実現するための自己統御法に関心のある人にはお薦めである。

閑話休題・・・

外見上、みやぞんさんが入眠したかのように見えていたとき、脳波はこのようになっていた。
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約40秒間隔で全周波数帯域にノイズが出ている。これは、みやぞんさんが唾を飲み込んだり、姿勢がカクンっとなったときである。

特に、一つ目のノイズの直後は入眠と判定しても良い状態だ。しかし、唾を飲み込んだ直後だったので入眠判定を躊躇していた。そのうち、姿勢が崩れかけたのを機にαモードに返ってしまった。

椅子に座って入眠するのは難しいのだ。4月に放送されたテレビ朝日「なら≒デキ」で、お坊さんは正座したまま眠ることができるのか? というユニークな検証のオファーを頂いて脳波測定した際も、やはり姿勢が崩れてしまうことで入眠できなかった。
みやぞんさんは姿勢を整え直し、αモードがしばらく続いた。
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この状態が30分も続いてしまえば、その後に入眠したとしても、それが気療ハンドの力であるとは言いにくいだろう。

入眠を宣言できずに少々焦りながら観察していると、突然α波が途切れた。(入眠に伴ってα波が途切れるのは、いつも突然である・・・)
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私の入眠宣言を受けて、スタッフから淳さんに伝えられ、上映中のVTRは中断した。そうこうしているうちに、δ波が強く出現し始め、一気にδモード(熟睡モード)となった。
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δ波の周波数帯域は0~4Hzであるが、脳波測定器BrainPro「FM-929」は3.0Hz未満を計測できない。恐らく、見えていない0~3Hz未満のδ波は強く出ているはずだ。

スタジオがにわかに(静かに)活気だったとき、みやぞんさんの脳波にはα波も点在するようになった。無意識でも、脳は外界のざわつきに反応するのだ。しかし、もう一本筋のαモードにはならない。そして、δモードは益々強くなっていった。
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最後は、自身のコーナーのVTRを途中で中断させられた的場浩司さんによって叩き起こされた。その瞬間、脳波には表情筋などのノイズがこのように入って測定を終了した。
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緊張感の後の達成感を抱きつつ楽屋に戻った。まだ続いている収録の様子を映すモニターを観ながら、三分の二ほど残していたロケ弁を美味しく頂いた。

オンエアでは、エンドロールに「セルシネ・エイム研究所」のクレジットも掲載してくださった。
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感謝

セルシネ・エイム研究所 和田知浩

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2017年5月30日 (火)

仮眠のうまいとり方・・・。テレビ朝日「日本人の3割しか知らないこと。くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」からのご用命で。

テレビ番組から脳波測定のご用命を頂き、5月7日(日)に六本木のテレビ朝日を訪ねた。都営大江戸線の六本木駅で下車し、いつものように芋洗坂を下った。
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これまたいつも黒柳徹子さんが迎えてくれる。約束した時刻の30分程前に到着したので、エントランスで時間調整。
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この日の撮影は、地下1階のリハーサル室で行われた。部屋の使用予定表を見ると、ミュージックステーションなどのリハーサルが行われる部屋だと分かった。壁の一面には大きな鏡が張られている。

このリハーサル室に隣接する控え室に案内され、脳波解析システムをセッティングした。今回は、脳波測定器「アルファテック4」と脳波解析PCソフト「マインドセンサー5」の組み合わせを用いた。
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今回の実験テーマは、「スプーンを使えば仮眠がスッキリできる」という視聴者からの投稿の検証だ。

番組スタッフから脳波測定の打診をメールでもらったのが3日前。それから3往復ほどメールで遣り取りしてこの日を迎えた。最近はこんな感じで気楽にご用命頂くことも多い。

REM睡眠について若干の誤認があるようだったので、以下のようなコメントを事前にメールした。

・・・引用開始・・・

睡魔に襲われたときの15分~20分程度の仮眠或いは瞑想は、本当に頭がスッキリするので良いと思います。

以下に、留意点等を記します。(細かいことで恐縮ですが、正確を期するために・・・)

留意点:レム睡眠の定義について

ご存じのことと思いますが、レム睡眠のREMは(rapid eye movement 急速眼球運動)の略です。

添付画像「睡眠時における優勢脳波の変化(睡眠深度ダイヤグラム)」(私が作成したものですが、似たようなグラフはご覧になったことがあると思います)のREM(破線円で囲んだ部分)がそれです。

御企画において、“脱力した指からスプーンが落ちる”という時間帯は、赤線四角で囲った部分になると思われます。

赤線四角とレム睡眠の脳波はほぼ同じです。しかし、決定的な違いが以下の通りあります。

1.レム睡眠はノンレム睡眠の後に来る睡眠ステージ

2.急速眼球運動の有無(赤線四角では急速眼球運動はありません)

3.レム睡眠では筋弛緩状態(REMではよく夢を見ていますが、夢のシーンに合わせて身体が動くことのないように運動神経の興奮は抑えられています。よって、“レム睡眠を抜ける直前で脱力した指からスプーンが落ちる”という表現は適切ではありません)

筋弛緩で指からスプーンが落ちる状態は、例えば電車に乗っているときにコックリするのと同じ睡眠ステージですから、単に入眠期(睡眠ステージ1)、軽睡眠期(睡眠ステージ2)、うとうと、まどろみ等と表現する分には問題ありません。

・・・引用終了・・・

被験者は4名の男女が集められた。仮眠の実験が始まって1時間以上経過しても入眠できずに断念した人もいた。あくまでも、仮眠時間のお薦めである15分~20分程度という長さは、すぐに入眠した場合の時間だ。

幸い2名の被験者はすぐに入眠することができ、実験の目的を果たすことができた。

番組スタッフに挨拶をして達成感を抱きつつエントランスを出ると、もうすっかり日が暮れた中に東京タワーが光っていた。
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翌日には脳波測定グラフを動画(mp4)化して提出する作業が残っているが、帰宅してひとまず美味しい酒を頂いた。
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後日、脳波動画データなどをネット経由で提出した。この素材を織り込んだVTRがスタジオ収録で流され、それがまた編集されて完成するというステップだ。

25日のOAは次のように始まった。丁度60回目の放送だそうだ。
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「みんなに教えたい投稿ハナタカ!!」は、番組最後のコーナーだ。
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まずは問題提起。この女性は、普段2時間ぐらいの仮眠をとるそうだが、寝ない方が逆に楽なのかなと思うぐらい、寝て起きるのが辛いのだそうだ。
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恐らく、ノンレム睡眠中に目覚まし時計で起きておられるのだろう。近頃は、睡眠中の体動を計測して、レム睡眠と思われるときにベルで起こしてくれるスマホアプリもあるので試してみるのもいいだろう。

今回のテーマは、「仕事中に眠たくなった場合のうまい仮眠のとり方」だったので、そもそも数時間の仮眠というのは想定に無い。

このグラフ「睡眠時における優勢脳波の変化(睡眠深度ダイヤグラム)」に、赤い四角で示した中で目覚めるのがうまい仮眠のとり方だ。この枠の中でなるべく長い時間の仮眠をとると良い。頭スッキリで目覚めることができる。
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瞑想や座禅、自律訓練法などを行うと頭がスッキリするが、これも、深い睡眠ステージまで落ちないからだ。座禅では、自分が入眠しないために“半眼”で行う。斜め下の床を見ながら、その視線が杖のような役割を果たして入眠することを防ぐ(脳波をアルファモードかシータモードに維持する)のだ。

今月17日に放送されたNHK「ガッテン!」~これが世界最先端!“認知症”予防SP~でも、昼間の睡眠は30分がお薦めだと解説していた。脳が活動したときに増える老廃物「アミロイドβ」(アミロイドβ蛋白質)を効率良く排出できるのが睡眠なのである。

さて、今回の実験である。「スプーンを使えば仮眠がスッキリできる!?」
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スプーンを指に挟んで眠る。4名中2名は入眠できなかったのだが・・・
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先ほど紹介したように、ミュージックステーションのリハーサルなどで使われているだだっ広い部屋で、しかも明るくしている。理由は、オフィスなどでの仮眠を想定しているからだ。
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実験開始から15分ほどでスプーンを落とした。そして、床に落ちて響いた音で目覚めた。アルファモード(緑色)だった脳波は、スプーンが落ちたときの音で途切れて目覚めた(これを「アルファブロッキング」という)。

アルファモードが途切れて入眠するのだが、分かりやすい脳波グラフを弊社ウェブページ「終夜睡眠脳波の分布グラフ例」に掲載しているので参考にして欲しい。

上のオンエア画像では、アルファブロッキングの後に弱いデルタ波(灰色)、そしてシータ波(青色)が出ているように見えるが、これは額の筋肉電位によるノイズだと思われる。このようなノイズの影響を受けたくない場合は、頭髪のある部分にセンサーを当てて測定するのだが、電極ペーストを介さないとならないので、今回は簡易測定にとどめた。

いつもの2時間睡眠よりもスッキリしたそうだ。
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睡眠深度が深くなると筋肉が弛緩するのでスプーンを落とすと解説した。当たり前と言えば当たり前だ・・・
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「仮眠からスッキリと目覚めるポイントは、熟睡しないということです」と自信たっぷりに解説したのだが、放送ではバッサリと切られていた。
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一応満点の「ハナタカ!認定」をもらったが、前回の「玉ネギを枕元に置いて寝ると脳がリラックスして安眠」の投稿ハナタカほどには盛り上がらなかったようだ。
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玉ネギの安眠効果の反響は今も続いている。講演する際にこのネタを披露すると、「詳しく教えてください」と講演終了後に来られたりする。「寝室が玉ネギ臭くなりますよ・・・」と前置きしても、「そのくらい大丈夫です・・・」と。

今回も睡眠ネタだったが、多くの人達が睡眠に課題を抱えているようだ。

セルシネ・エイム研究所 和田知浩

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2017年4月18日 (火)

脳波による睡眠判定の考察。テレビ朝日「なら≒デキ」からのオファーで、僧侶の正座睡眠の挑戦を観察して。

2月24日、テレビ朝日の番組「なら≒デキ」から電話が入った。

番組名「なら≒デキ」は、「プロにムチャぶりバラエティ ○○なら××デキるはず」の略称だ。

弊社に脳波測定の相談があった今回のテーマは、「お坊さんなら正座したままぐっすり眠る事がデキるはず」だ。

普通の挑戦なら、「瞑想しても眠らない(ウトウトしない)」であろう。しかし今回は、「ぐっすり眠る」ことに挑戦するというのだ。

僧侶だから結跏趺坐は楽に組めるだろう。それを「正座で」というのがハンディキャップなのである。正座がハンデになる理由は、“足が痺れる”こと、そしてもう一つの理由は後ほど紹介する。実際、この後者の理由が大きなハンデとなった。

撮影場所は、映画「男はつらいよ」の舞台である柴又に近い高砂の崇福寺。撮影日の3月3日は清々しいほどに晴れ渡っていた。
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以下、オンエア画像を引用しながら振り返る。

挑戦するのはこのお寺の副住職、水上昇真氏。正座したまま寝た経験があるのだそうだ。
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脳波測定は、脳波解析PCアプリ「パルラックス・プロ」で部位Fp1を、「パルラックスF」で部位Fp2を観察した。部位については、国際脳波学会が提唱する10-20法に基づく電極配置に紹介している。
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画面左のウィンドウが「パルラックス・プロ」で、Fp1の生波形、スペクトル折れ線グラフ、スペクトル棒グラフを表示した。画面右は「パルラックスF」で、Fp2の分布グラフを表示させた。
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脳波解析のモニターは一部屋を挟んで10メートルほど離れたところにセットした。通常なら被験者の様子を映すモニターもあるのだが、今回は解析モニターだけの設置となった。
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出演者による「デキる」「デキない」の予想数は半々だった。
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分布グラフを見ると、ペンで指している時刻からアルファモードになっていることが分かる。よって、目を閉じて気持ちも落ち着いてきたと推察できる。
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この後1時間を越える挑戦が続き、途中ちょっとしたハプニングもあった。

本番組は、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」で明日(19日)まで視聴できるので結果はそちらで確認頂くとして、入眠を妨げ続けたもう一つの理由(壁)を、番組で提示された以外のグラフを用いて紹介しよう。

このスペクトル分布グラフは、睡眠深度がステージ1(入眠期)であることを示している。弱いシータモードで、生波形だと漣(さざなみ)のように見えるから、これを漣(れん ripple)波期と呼ぶ。いわゆる半睡半覚である。
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しかし、立ちはだかる壁によって結局覚醒に戻された。

もう一つのグラフを紹介しよう。これは生波形だが、時たまこのような2相性の瘤(りゅう hump)波が現れた。すなわち、睡眠ステージ1乃至2(入眠期~軽睡眠)だ。しかし、完全な睡眠ステージ2に入ったことを示す紡錘(ぼうすい spindle)波の出現までには至らなかった。
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まどろみ状態には達したものの、そこから睡眠サイクルの軌道に乗れなかった理由は何か? 正座というハンデが生じさせた“足の痺れ”ともう一つの原因は?

それは、抗重力筋の弛緩による“体勢崩れ”である。

この実験では被験者の様子を撮影したモニターがなかったので断定できないが、恐らくは、「姿勢が崩れそうになって覚醒する」を繰り返していたのだと思う。

オンエアされた動画でも私が言っていた「電車の中で居眠りしている状態」を想像すると分かりやすいだろう。

隣の人の肩に寄り掛かりそうになったり、よだれが落ちそうになって目覚める状態だ。

この壁を乗り越えて睡眠ステージが3(中等度睡眠)、4(深睡眠)、REMのサイクルへ進むと睡眠である。

座禅本来の座り方である“結跏趺坐”ならばこの壁は乗り越えやすかったかも知れない(もっとも、瞑想中に乗り越えてはいけないのだが・・・)。正座では重心が高くなってしまい、床との接地も不安定であるから、睡眠へのハードルが高いのだ。

ただ、今回のシチュエーションでは睡眠判定基準が少々厳しすぎたかもしれないとも考えている。

安定した結跏趺坐でゆっくりと身体を揺らしながら禅定の準備を整える方法を道元禅師(日本曹洞宗の開祖)が説いている。拙著「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」の第十鍵「ゆるし」でも触れているので、ゆるしの瞑想に興味があるならば参考にして欲しい。

本番組のシーンを、いつものように「テレビ番組協力実績紹介」ページに掲載させて頂いた。

感謝。

セルシネ・エイム研究所 和田知浩

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2017年3月17日 (金)

読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」からのオファーで、カラオケ歌唱効果を間宮久美子リポーターの脳波で検証。

夕方、読売テレビから電話が入った。「明日、大阪に来て生放送で脳波を測定してもらうことは可能か?」と。カラオケ歌唱の効果を検証したいのだそうだ。

「はい、大丈夫です」と答えた。

番組は、【情報ライブ ミヤネ屋】とのこと。測定方法など色々話した。

「もう少し揉んでみて、また電話します」とのことで、一旦電話は切れた。

1時間後にまた電話が来て、「明日の生放送での脳波測定はなくなった」と。ただ、まだ何らかの方法がないか検討しているとのことだった。

そして21時半頃、この日3回目の電話が入った。明日、銀座のカラオケ店でロケをすることになったと。ロケのディレクターはまだ決まっていないので、明朝決定後、ディレクターから電話を入れるとのことだった。

「はい、了解しました」と答えたが、ここに大きな勘違いがあることをロケ終了間際に知ることとなる。

翌朝9時に、番組が用意してくれたタクシーで銀座へ向かった。途中、約束通りディレクターから電話が入った。

到着するとディレクターが出迎えてくれた。案内されてカラオケ店に入ると、何とも豪華な店だった。中には多目的スペースのような部屋もあって、大勢の客が楽しそうに作業をしていた。

案内された部屋に脳波測定器をセットすると、打ち合わせもそこそこにカメラが回り始めた。

間宮リポーターの登場。
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有無を言わせず額の化粧をウェットティッシュで拭き落とす。耳朶も軽く拭く。脳波測定の精度を高めるために必要なのだ。
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昨日の大阪との電話で了解をとっているから怖くない・・・、と自分に言い聞かせる。
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まずは、間宮リポーターの基準となる脳波を測った。
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スタジオに専門家がいらっしゃる予定なので、私はオペレーターとして黒衣だと認識していたが、OAでは顔も名前もしっかりと出して頂いた。
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間宮リポーターは3曲熱唱した。その歌唱中と歌唱直後の脳波をそれぞれ測定した。
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カラオケ効果は少なからずある。このことは、3年半前にオファーを頂いた他の番組でも検証し、本ブログに「フジテレビ『めざましテレビ』で、“朝カラオケ”効果を脳波で検証。」 のタイトルで投稿している。

さて、今回はどうか・・・?
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全ての歌唱が終わった後に測定結果の概観を述べ、その様子を撮影された。

その映像は大阪で編集する際の参考にするもので、そのまま放送に乗ることは無いとのことだったので少し気楽に・・・。ただし、全測定を俯瞰できるようなデータ解析をしていないので、個別のデータ(最大2つの比較グラフ)を見ながら検証するのは大変なのである。

撮影が終わると、カメラマンと音声さんは急いで撤収。

続いて、測定動画の納品である。測定中の脳波グラフと同じものを動画(mp4ファイル)にして納めるのだ。そして、全測定データをExcelに取り込んで俯瞰した解析を行う。

皆さんが慌ただしくしているので、ディレクターに訊ねた。「動画データの作成はここでやりましょうか? それとも一旦持ち帰って作成し、ネット経由で提出しましょうか?」と。

ディレクター曰く、「持ち帰って作成する場合は、何時ぐらいになりますか?」

私は、(少し余裕を見て)「今晩には提出できます」と答えた。

ディレクターは、「それでは間に合わないから、ここでお願いします」と言って、部屋の延長手続きをされた。

放送日が近いから編集の日程が惜しいんだなと思い、「いつの放送ですか?」と訊くと、「今日です!」と返ってきた。

「えー、もう始まるじゃないですか」

「このコーナーは(午後)3時過ぎですから・・・」

驚いた。

動画化を待っている間にディレクターは、大阪と電話しながら打ち合わせをしている。大阪には先ほど撮影した映像が既に届いていて、その映像を見ながらの確認作業だ。

結局、動画化するデータは必要なものだけに絞ってもらった。Excelでの解析は割愛だ。各脳波(定常波)の特徴を表にしたA4用紙2枚をディレクターに渡して完了した。

見守ってくれていた間宮リポーター、そしてディレクターに見送られて銀座を後にした。

コーナーが始まる15時迄には戻れそうだが、番組を最初から観たかったのでタクシーから自宅に電話した。「今から始まるミヤネ屋を録画して・・・」

スタジオでは、梅沢富美男氏と橋本五郎氏が「夢芝居」を歌った。なるほど、当初はこのシチュエーションで脳波を測りたかったのか。
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間宮リポーターの脳波が提示された。歌唱中の脳波はノイズが多いので、歌唱直後の脳波を検証している。
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番組は、カラオケ効果をこのように紹介した。
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感謝。

セルシネ・エイム研究所 和田知浩

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2017年3月 9日 (木)

熟睡は健康の元、健康は熟睡の元・・・。NHK「ガッテン!」~最新報告!血糖値を下げるデルタパワーの謎~に、脳波測定器を提供。

NHKの「ためしてガッテン!」が昨春「ガッテン!」にリニューアルしてから初めてのオファーを頂いた。この回は、熟睡することで血糖値が下がり、糖尿病の改善や予防に繋がることを紹介するものだった。

ディレクターからの相談は、「スタジオに脳波測定器を用意し、ゲストタレントにデルタ波を出すチャレンジをしてもらいたい」とのことだった。

デルタ(δ)波とは、熟睡しているときに強く出る脳波だ。いわゆる“ノンレム睡眠”である。よって、スタジオ収録中にタレントが頑張って出そうとしても生理機能的に無理であり、それを後で種明かしするのが楽しいというわけである。

しかし、そもそもこのアイデア自体にも無理がある。なぜなら、デルタ波の周波数帯域には、額や瞼などの筋肉が動いたときに生じる電位がノイズとなって脳波を埋もれさせてしまうからだ。

ディレクターもこのことは承知の上で、それを何とか可能にできないかとの相談だったのである。

下の分布グラフは、私自身の入眠直前の脳波を測定したものである。横軸が周波数で3Hz~30Hzを0.5Hz刻みで表示している。デルタ波は4Hz未満であるから、グラフでは最左端の2目盛り程である。3Hz未満のデルタ波は表示されないから、スローデルタ波までは分からない。縦軸は経過時間で、上から下へ時間が流れている。

この分布グラフへのリンクも含めて、詳しい終夜睡眠脳波の解説は、以下の弊社ウェブサイト「終夜睡眠脳波の分布グラフ例」に掲載している。

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脳波センサーを装着して測定準備を整え、測定を開始してからベッドに入った。一目で分かるように、開始から1分10秒辺りまでは、特に低い周波数帯域で強い脳波が出ているかのように見える。これがノイズである。

目を閉じるとノイズは消え、脳波か浮き彫りとなる。目を閉じて安静にしているので、アルファ(α)波が優勢となり、それが続く。すなわち“αモード”である。

αモードが数十秒から20分程度続いた後、アルファ波は消え(たように弱くなり)、シータ波やデルタ波が強く出るようになる。なかなかアルファ波が弱くならなかったり、逆にベータ(β)波が強く出たなら、それは「入眠失敗」なのである。

弊社ウェブサイトに掲載している色々な情報を案内しながら、目的実現のための方法について会話した。最後にディレクターから、実際に測定してみたいとのリクエストを頂いた。先約があったので、それが済む20時以降に弊社を出てNHKに向かうということでも宜しければ可能と伝え約束した。

渋谷のNHKに到着したのは21時半ちょっと前になった。小さな会議室に案内され、そこで幾度となく短い測定を繰り返した。さすがNHKのディレクターだ、アルファ波が強く出る。そして、目を開けてもデルタ波帯域のノイズが出ないように自己コントロールされた。しかし、初めて体験するタレントゲストに挑戦してもらうには無理があることに変わりはない。

明後日にスタジオ収録を控え、明日のミーティングで検討したいとのことだったので、脳波測定器一式を預けて帰宅した。明後日の本番前のリハーサルは11時30分開始とのことなので、私は11時入り予定となった。

そして翌日、ディレクターから「検討した結果、スタジオでの脳波測定器利用はなくなった」と電話があった。残念だが仕方ない、妥当な結論だと私も思った。明日の11時にNHKを訪問し、脳波測定器を引き上げる約束をして電話を切った。

そして翌日の朝、ディレクターから電話が掛かった。こんな方法はできないか・・・、あんな方法はできないか・・・、と。まだディレクターは諦めていなかったのだ。そのリクエストに応えられる別の脳波測定器を急遽用意し、NHKに参上した。

11時半ちょっと過ぎにリハーサルは始まった。私は、2種類の脳波測定器を用意し、スタジオの後ろでスタンバイした。しかし、脳波測定器は使われないままリハーサルは終了した。

スタジオを一旦引き上げる小野文惠アナウンサーが遠くの私に気づいて会釈してくれたので、私も会釈を返して見送った。と思ったら、くるりと方向転換して私の方へゆっくりと歩いてきた。私は椅子から立ち上がり、今度は深々とお辞儀した。

小野アナは、話しが二転三転したことを気遣う言葉を掛けて下さった。私の方はスタジオ見学というワクワク感を味わっていたので、「とんでもありません。全然大丈夫です」と答えた。

昼休みを挟んで、本番の収録が始まった。ゲストタレントと観客が加わり、いつもの放送のように展開された。そして、提供した脳波測定器は・・・。実際の測定はされなかったものの、小道具として充分すぎるほど使ってもらった。立川志の輔師匠のボケアクションに少し涙が滲むぐらい大いに笑い、一通りの収録は終わった。

志の輔師匠とゲストタレント、そして観客が去った後も、小野アナとディレクターを含む数人のスタッフがブラッシュアップのためのミーティングをしていた。その輪に声を掛け、私はスタジオを後にした。

スタジオ収録から丁度4週間後の2月22日(水)に、この番組は放送された。いつものように、何枚かのOA画像を「テレビ番組協力実績紹介」ページにも掲載させてい頂いた。

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一頻りデルタパワーなるものの効用が紹介された後、さて、そのデルタとは何か?という話題に展開した。

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これがそのデルタを測ることができる機械である、と登場! しかしまだ、デルタの正体は明かされていない。

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脳波測定器BrainPro「FM-919」脳波解析PCアプリ「パルラックス・プロ」である。
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小野アナからヒントが出されるも、志の輔師匠は珍紛漢紛の図。
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何とか装着できたが、ちょっと変という感じ・・・。収録中に、スタジオ後ろで大笑いしたシーンだ。
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カットされずに放送された。感謝!
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そう、デルタとは脳波である。
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番組でこれまでに紹介された脳波が提示された。
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これは、紹介された順番に上から表示しているのだろうか? 周波数の高い順番に並べるならば、ベータ波、アルファ波、シータ波、デルタ波が正しい。

各波の特徴も記載されているが、これは私の見解とは少し違う。私の見解はこのブログでも度々述べてきた。例えば、「NHK Eテレ『Rの法則』で、テスト勉強に集中する方法の効果を脳波測定で検証。」の通りだ。
最後に、早く&ぐっすり眠る方法として、“筋弛緩法”がスタジオで実演された。
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良質な睡眠は、快適人生に不可欠だ!

残念だったのは、番組が推奨する「熟睡を得るための方法」としてメインで紹介されたのが睡眠薬の服用で、その解説に問題があるとして厚生労働省から注意を受け、睡眠や薬理の学会から異議が申し立てられたことだ。
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放送から2日後にはHPで訂正され、再放送は別の回に差し替えられ、翌週の本放送では冒頭の3分間で「お詫びと訂正」が流された。
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自分がかかわった番組がこのような事態になったことは悲しかったが、この素早い対応は良かったと思う。内容も的確だった。

現在52歳の私が10代の頃に視聴したNHKの科学情報番組「ウルトラアイ」は、脳波の面白さを教えてくれた。脳波とはどういう反応をするものかをレクチャーする際に、今でもこの番組で得たネタを私は使っている。

「ウルトラアイ」のDNAを引き継いでいるのが「ガッテン!」だ。責任と覚悟、そして誇りを持って今後も楽しく色んなことを教えて欲しいと思った。

感謝。

セルシネ・エイム研究所 和田知浩

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2016年12月 5日 (月)

玉ネギの快眠効果説は本当か? テレビ朝日「日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」からのオファーで脳波測定実験した結果。

今月1日に放送されたテレビ朝日「ハナタカ!優越館」に脳波研究家として出演した。
テーマは、玉ネギの“快眠”効果説検証である。

この企画の相談を頂いたのが10月19日、1時間ほどの電話で諸々の質問に答えながら、脳波測定の方法を詰めていった。

テレビ番組で脳波を測るときは、「脳波の判定精度」と「視聴者目線での分かり易さ」の折り合いを付けなければならない。今回のような睡眠評価を、簡易脳波測定器で定量的かつ瞬間的に下すのはとても難しいのだ。

睡眠実験の撮影は、4日後の23日深夜から24日早朝に掛けてテレ朝局内で実施された。
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被験者は6名の男女。2人ずつ3組の睡眠脳波を測定した。

大学で実施する研究でも言えることだが、集った被験者の中には脳波測定に、或いは脳波解析対象に適さない人が含まれるものだ。例えば、何らかの理由で脳波の検出が極端に小さい人や、測定環境に馴染めない人だ。

テレビ撮影の現場では、それらの人を適化していく時間的余裕がない。よって、キッパリと諦める。

さて、玉ネギの快眠効果、その結果は・・・
これが、ある被験者の「玉ネギなし」と「玉ネギあり」の比較である。
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左が「玉ネギなし」で右が「玉ネギあり」のそれぞれ就寝30分間の優勢脳波である。

上から時計回りで一周30分、表示グラフでは色が潰れてしまっているが、1秒毎にどの脳波が一番強く出ていたかを示す。

赤色がβ波、黄色がファストα波、緑色がミッドα波、水色がスローα波、青色がθ波という定常脳波である。定常脳波の特徴

「玉ネギなし」の円グラフを見て欲しい。6分辺りからミッドα波が優勢になっている。しかし、12分30秒辺りでβ波優勢に切り替わった。“入眠失敗”である。この後10分程β波優勢の悶々とした状態が続いた。

ところが、玉ネギを枕元に置いて就寝すると、ときおりβ波が優勢となることはあったものの、30分間ミッドα波の優勢傾向が続いた。

放送でも紹介されたように、この被験者は「呼吸が整うような感じがする」とおっしゃった。
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残念ながら入眠には至らなかったのだが、玉ネギのリラクセーション効果は大である。

他にも「強いミッドα波優勢」が「強いスローα波」に切り替わった人や、本当に入眠した人もいたのだが、放送で紹介されなかったので、本稿で具体的に紹介することは控える。

α波が強く出ていても、上に紹介した優勢脳波の円グラフには反映されない。また、入眠すると、その瞬間にα波がストンと沈静化するのだが、それもこの円グラフでは分かりづらい。だから上の一例を番組では紹介されたのだろう。

入眠すると同時にα波が沈静化する様子は、弊社ウェブページ「終夜睡眠脳波の分布グラフ例」に紹介している。11番のグラフが分かりやすいだろう。

番組からピックアップした他の画像は、いつものように「テレビ番組協力実績紹介ページ」に掲載させて頂いた。

今回の「玉ネギの快眠効果説は本当か?」を紹介した放送時間はわずか2分10秒だったが、問題提起から実験の様子と結果、そしてスタジオでのタレントさん達の遣り取りをギュッとまとめられた内容で楽しかった。

既に実践したことがあるという二人がスタジオでおっしゃったように、玉ネギの臭いは強く、実験場での換気にも気をつかった・・・

玉ネギのリラクセーション効果と快眠効果は、「ハナタカ!認定」にふさわしいものだった。

感謝。

セルシネ・エイム研究所 和田知浩

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2016年10月16日 (日)

NHK Eテレ「Rの法則」~テスト勉強に集中する方法~の反響に触発されて、一点淡視残像カードを提供する専用ページを開設。

視覚の残像効果を能力として私が初めて意識したのは中学生のときだから、かれこれ40年前のことになる。夏休みの宿題だった読書感想文を書くためにと、当時の文部省が推薦する本を母が買ってきてくれた。

京都大学霊長類研究所の研究チームがアフリカで猿の生息調査をしていたシーンで、動き回る何十匹もの猿を、現地のサポーターはいともたやすく正確に数えるのだそうだ。

その数え方こそが、残像を利用するものだった。サポーターは、目をスッと閉じて残像の中の猿を数えるのだ。

眩しい空を背景に樹々枝々を猿が動き回っているシルエットの調査現場風景が、それこそ目に浮かぶようだ。

このような高コントラスト(明暗の差)の視界なら一瞬にして残像が作られるが、室内で残像カードを用いる際には数十秒の時間を要する。

ふるさとの島根で成人式に参列したとき、同郷の故・七田眞氏(幼児教育/右脳開発の指導者として活躍された)がドッツカードによるフラッシュ法について講演して下さり、幼児が顕在化させる能力に驚いたこともある。

残像法は数十秒掛けてゆっくりと、フラッシュ法は一瞬にという違いはあるが、いずれも人間の能力を引き出す効果的な視覚系メソッドである。

一点を見つめるという行為は心を落ち着かせ、その結果質の良い集中力を発揮することができる。雑念が沈静化した明鏡止水の心(脳)は聡明(良く聞こえ、良く見える)となり、フレッシュな思考が働く。

これが「達人集中」である。達人集中と凡人集中の違いは、脳波の見地から度々このブログで述べている通りだ。

好集中度を高めたい場面でテニスプレーヤーがガットを、ピッチャーがボールをジーッと見つめるのをあなたも見たことがあるだろう。

さて、ここ一番の時にあなたは何を見つめるだろうか? 道具なり、手のひらなり、フォーカルポイントを決めて実践すると良い。

本番では、見つめて達人集中になったらパフォーマンスに移るが、練習では、その後目を閉じて残像を観察する。これが、一つのイメージトレーニングになる。

残像を観察しながら、そのイメージに心(気持ち)をチューニングして潜在意識へ送る。雑念を削ぎ落として、一つのイメージを顕在意識と潜在意識で行き来させることを“一念想”という。無念無想になる一歩手前の、とても聡明な意識集中状態である。

沈みつつある夕陽を見つめて、その後閉じた瞼に映る残像を観察しながら瞑想する禅僧も太古からいる。

達人脳波の研究でお世話になったヨーギニー伊藤玲子氏は、ペンダントを見つめて、その残像を観じながら瞑想されることもあった。

この写真は、アフタリミッジ・メディテーション・カード(残像瞑想カード)という、私が1987年から2000年まで勤めていたSSI脳力活性研究所で提供していたものである。ぼかしを入れたが、どんなものかはお分かり頂けるだろう。
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自己啓発セミナー専用の会場「シリーニング・ルーム」で、参加者各々の机に設置された電気スタンドでカードを照らして行うわけだ。

残像カードを見つめることを“凝視”と言うと間違ったニュアンスが伝わる場合もあるので、私は“淡視”と呼んでいる。「一点淡視残像法」である。

9月7日に放送(再放送は10月10日)されたNHK Eテレ「Rの法則」~テスト勉強に集中する方法~で、日本集中力育成協会の森健次朗理事長によってこの残像法が紹介された際、私は実際に塾生達の脳波を測定してその好集中効果を実証した。
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この佐々木萌詠さんは、とても聡明な女性であることが脳波測定からうかがえた。平時から好集中度が高かったが、メソッドの実践によってさらに強い好集中状態となった。
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この番組の反響が大きく、弊社ウェブサイトへの来訪者がかなり増えている。来訪者は、適当な残像カードを探しているようだ。

しかし、残念ながら弊社には残像カードをプロダクツ商品として提供するサービスが無く、トータルセッションで活用するのみだった。(6月1日に発売した書籍「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」には、21鍵の残像カードをクイックアファーメーションとして掲載しているのだが)

よって、弊社「瞑想支援視聴覚コンテンツポータルサイト『SERENE』(シリーン)」に、急遽「シリーン・カード」紹介ページを新設して、ここに10枚の一点淡視残像カードを掲載した。サムネイル画像から選択して、高解像度のカードを無料でご利用頂くことができる。
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スマホで開けば、あるいは保存しておけば、一点淡視残像法をいつでもどこでも実践できる。モニターの輝度も簡単に調整できるので大変便利だ。是非!



セルシネ・エイム研究所 和田知浩

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2016年9月11日 (日)

NHK Eテレ「Rの法則」で、テスト勉強に集中する方法の効果を脳波測定で検証。

今月7日に放送されたNHK Eテレ「Rの法則」に出演したので振り返りたいと思う。

同番組は、「10代が気になる話題をリサーチ&ランキング!」をキャッチフレーズに、毎週月曜~木曜の18時55分から30分間、様々な分野の話題を楽しく紹介している。

この日の時間割は以下の通りだ。
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脳波測定サービスのオファーを頂いたのは、1時間目の「テスト勉強に集中する方法」で紹介されるメソッドの効果を検証するためだ。

番組ではまず、10代女子を街頭インタビューし、テスト勉強に集中できない悩みをリサーチした。集中できなかった経験が諸々打ち明けられ、みな「あるある、わかるわかる」というものだった。


そして、273人中91パーセントが集中する方法を知りたいと答えたと紹介された。
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この悩みを解決するために登壇された講師が、日本集中力育成協会の森健次朗理事長だ。氏は、小学生から一流スポーツ選手まで延べ15万人を指導してこられたそうだ。

番組では、誰でも簡単にできる集中力アップ法が2つ紹介された。1つ目は「姿勢を正して深呼吸」、2つ目は「一点を見つめろ!!」である。

やり方は、番組ウェブページに紹介されている。
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「呼吸法」と「一点淡視残像法」(私はこのように名づけている)は手軽に実践できる集中法で、私もこのメソッドを30年間指導してきている。

今年6月に出版した書籍「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」でも詳しく紹介しているので参考にして欲しい。

本書の紹介ウェブページ


この方法を実践すると頭がスッキリし、集中する対象が良く聞こえ、良く見えるようになる。例えば、心のノイズ(頭の中でゴチャゴチャと喋っているような感じ)が無くなったり、テレビの輪郭や遠くの山並みの稜線がクッキリと見えるようになる。まさに、“聡明”となるのである。

スタジオで実践した生徒達もその実感があったようだ。
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そして、集中力アップ法を実践したグループとしなかったグループとで、簡単な計算問題のビフォー/アフターの成績に明かな差が出たそうだ。
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さて、ここからが私の出番だ。

評価方法をおおざっぱに言うと、α(アルファ)波とβ(ベータ)波を比較して“好集中度”を算出した。
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「α波はリラックスしたときに出る脳波で、β波は集中したときに出る脳波だ」と思っている人が多い。しかし、この認識では30点だ。

確かに、普通の人が何かを頑張るとβ波の電位が上がる。だから、マン・マシーン・システム(例えば、脳波を読み取って機械を動かす装置)では、β波を指標にすることがある。手足の麻痺患者のリハビリでもそうだ。この分野における大学の研究プロジェクトへのサポート実績も弊社にはある。

数年前に流行った“集中力で動かすおもちゃ”でも、子供が力んでおもちゃを動かそうとしているシーンがテレビでも頻繁に紹介された。このときにも私は警鐘を鳴らした。“それでは凡人化トレーニングにしかならないよ・・・、ますます凡人になる”と。

そのおもちゃはβ波を集中力の指標とし、β波が強いほど集中力も高いと評価していたからだ。

繰り返すが、普通の人が何かを頑張るとβ波が強くなる。これを私は「凡人集中」と呼んでいる。

βモード(β波が優勢な脳の状態)では、持てる能力(潜在能力を含む)を十分に発揮できないばかりか、溜め込むストレスも多く、度が過ぎると燃え尽き症候群に陥りやすい。

しかし、スポーツやビジネス、芸術、対局、治療など様々な分野で功績を築く人は、その能力を発揮しているときにはα波がより強くなっている。これを「達人集中」と呼ぶ。

リラックスした脳はαモードとなるが、その電位はそんなに高くない。しかし、達人が集中すると、α波の電位はとても強くなる。達人は、ストレッサー(ストレスを引き起こす刺激)をスパイス(適度な刺激)に変えて生かしているように思える。

集中すると脳の活動電位が高くなるが、そのときの脳コンディションがβ波優勢なら「凡人集中」、α波優勢なら「達人集中」なのである。

α波が達人のように高くならないにしても、効果的な集中力アップ法は脳をαモードにする。すなわち、“聡明で落ち着いた集中力”である。

βモードの集中は、“焦りと緊張の集中力”である。

達人脳波に興味があれば、以下の弊社ウェブページを参考にして欲しい。

テスト勉強に集中したいときも同じで、脳をαモードにすることが大切だ。そうすると、聡明な状態で勉強に取り組むことができる。

森健次朗氏が紹介された2つの方法は、思考ノイズや雑緊を鎮めるのにうってつけの集中法なのだ。

閑話休題・・・

脳波測定に協力してくれた若人はこの10名だ。
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今回は、国際10-20法のFzを測定するために、弊社特製の万能脳波センサー「エンフレック」を用いた。

国際10-20法のセンサー配置図万能脳波センサー「エンフレック」の紹介を、弊社ウェブページに掲載している。エンフレックは、簡易脳波測定器の活用シーンを飛躍的に向上させる弊社オリジナルセンサーで、このアイデアが脳波測定器メーカーにも採用され、様々な研究機関で利用されている。

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集中力アップ法を実践する前に計算問題を解いたときの脳波と、上に紹介した2つの集中力アップ法を実践した後に同様の問題を解いたときの脳波を測定した。

エンフレックでキャッチした信号を脳波測定器BrainPro-light「FM-828」に取り込み、さらに、PCにインストールした脳波解析アプリ「Pullax light」でグラフを表示する。

得られた脳波(α1、α2、α3、β)をリアルタイムに表示していく。

各脳波の特徴も弊社ウェブページに掲載している。

そして、このグラフが集中力アップ法を実践する前の10名の“好集中度グラフ”である。
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α波が強いほど得点が高く、β波が強いと低くなる。具体的な算出式は公開しないが、プレミアム「脳波測定サービス」オールインワンをご用命頂いたプロジェクトでは開示している。この算出方式のアイデアは、慶応大学の研究室や東大系ベンチャー企業にも採用されている。30年に渡り約11,000名の脳波を測定してきた弊社の無形資産である。

またまた閑話休題・・・

一番左の女性が一番バッターだったのだが、いきなり高い好集中度を記録した。これは、昨年フジテレビ「めざましテレビ」からのオファーで、大学予備校の生徒達の脳波を測った際、とても強いα波を出す生徒に私が驚いていると、坪田信貴先生(映画化された「ビリギャル」の先生)が「彼は東大を受験します」と教えてくれたその彼の記録を超える結果だ。

当時のオンエアの様子も、テレビ番組協力実績紹介ページに掲載している。

さて、この10名の好集中度が、集中力アップ法の実践でどのように変化したか・・・。結果はこの通りである。
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10名中8名が肯定的な結果となった。脳波からの評価もバッチリの意識集中法なのである。
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念のため、以下のことを付け加えておきたい。

現時点で好集中度が低くても落胆するなかれ。コツを覚えれば脳コンディションは改善できるし、好集中力を発揮した聡明な脳コンディションは、眠った潜在能力を顕在化させる。その可能性にワクワクの期待感を持って欲しい。今よりももっと良くなる、今よりももっと楽になる、今よりももっと聡明な脳コンディションで取り組むことができるようになるのだ。

「好集中力」や「閃き力」、「自己変革力」などの開発を、セルシネのトータルセッションでサポートしている。個人セッションから講演まで、様々な形を用意しているので、是非!

セルシネ・エイム研究所 和田知浩

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2016年5月 3日 (火)

出版までの狭間でご報告。芸能人イビキガーガーダービーで脳波を測定。

書籍「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」の校正も終わり、ウェブの予告ページ制作も一通り完成し、後は9日の納品を待つだけとなった。

「早く読みたい」とのメッセージも届き、嬉しい限りである。

6月1日に発売する予定だが、セルシネのユーザー/会員には一足先にご注文頂き届けられる形を作ろうと思っている。

昨年末からは、とにかく空いた時間は出版準備に集中し、他のことは疎かにしていた。しかし、この間にも脳波測定サービスのご用命はお受けし、テレビのロケや博多出張、ストレッチジム、芸能プロダクションなど色んなところで脳波測定をしてきた。

その中から、本稿はフジテレビ「ペケポンプラス」でご利用頂いた分を紹介したいと思う。

相談の電話を頂いたのは、おとそ気分が抜けない1月4日午前だった。「脳波で入眠判定をして欲しい・・・」と。

入眠判定のリクエストは寝具のテレビショッピングなどからも時たま頂くが、殆どお断りしている。生で入眠ポイントをピシャリと判定するのは難しいからだ。脳波による入眠判定は、弊社のウェブサイト「終夜睡眠脳波の分布グラフ例」で紹介している。

ただ、今回はタイムラグがあっても良いとのことだったのでオファーをお受けした。

番組コーナーのタイトルは、「芸能人イビキガーガーダービー」だ。 一番イビキの大きい芸能人を競うダービーで、私の役割は「本当に眠っているのかを脳波で判定する」ことだ。

2月9日にオンエアされた回では、蛭子能収さん、チャンカワイさん、齊藤洋介さん、菊地亜美さんの脳波を測った。Pekepon20160209

2月23日にオンエアされた回では、第1回で優勝したチャンカワイさん、そしてクロちゃん、彦摩呂さんの睡眠脳波を測定した。 Pekepon20160223

もう少し詳しいオンエア画像は、いつものように「脳波測定・・・テレビ番組協力実績」に掲載した。

「入眠したら自身のイビキで覚醒する」を繰り返す人、このシチュエーションでは眠れずに結局ずっと悶々としていた人、入眠したもののREM睡眠ではファストα波が優勢になる人など、脳波研究家として興味深い脳波が沢山観察できた。

感謝。

セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/aim/

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