カテゴリー「7.アファーメーション」の20件の投稿

2017年4月 5日 (水)

ジブリッシュで脳波はどうなる?

先月の2日、快活な青年から電話が入った。

昨年、NHK Eテレの番組「Rの法則」~テスト勉強に集中する方法~で、森健次朗氏(一般社団法人 日本集中力育成協会 理事長)が紹介されたメソッド「集中力カード」の効果を脳波測定で検証したが、その森氏が「脳波測定なら和田さん・・・」と紹介して下さったのだそうだ。

当時放送された様子は、このブログに「NHK Eテレ『Rの法則』で、テスト勉強に集中する方法の効果を脳波測定で検証。」のタイトルで投稿している。

今回お電話を頂戴した脳波測定の目的は、“ジブリッシュ”なる頭を空っぽにするメソッドの効果を脳波で検証したいとのことだった。

ジブリッシュ(gibberish)とは、訳の分からないおしゃべり、でたらめ語のことだ。

要するに、でたらめな言葉を発することで、普段は言葉に縛られている頭と心を解放して、リラクセーションを得るというメソッドなのだそうだ。

なるほど、よく分かった。アルファ波が沢山出そうだ。

電話の話の中で、面白いケースを聞いた。ジブリッシュを始めて間もない人の中には、「頭の右側がジンジンする。血液が流れているのを感じる・・・」と報告する人がいるのだそうだ。

でたらめ言葉を発するだけでそこまでの効果が・・・? その話しを聞いたときの私はまだ半信半疑だった。

電話をくれた青年の名は「大久保信克」、株式会社笑い総研の代表取締役社長だ。電話を切った後に同社のHPを拝見すると、ジブリッシュとラフターヨガ(笑いヨガ)の普及活動を勢力的に展開しているユニークな会社であることが分かった。

大久保氏がTEDxでジブリッシュについてスピーチしている動画もある。

その後、ジブリッシュの脳波測定実施の打ち合わせをメールでする中で、拙著「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」の感想も頂いたので紹介する。

・・・以下、頂いた感想・・・

 ご著書を今、丁寧に読ませていただいております。

 大変感動しております。

 ジブリッシュは、先生のお言葉を借りると、(言葉によって)プログラミングされている感性的自我の循環にストップをかける、壊す力があると感じております。

 そして常々、その崩壊のあとに、言葉が大切になってくるということを感じ、言霊やアファメーションは意識的に勉強しておりました。

 先生のご著書を読ませていただくうちに、すべてがつながってきています。

 ジブリッシュとアファメーションを合わせることで、理性的自我を育て、感性的自我の自己統御がより楽しく、簡単にできる気がしております。

 「ジブリッシュのあとに求めていた答えがここにあった!!」そのような感覚です。

 また、各項目のMAにも大きな力をいただいています。

 引き寄せの法則など言われますが、皆小我の観点ばかりで、大我の観点が抜けていると思います。

 私自身高校から自己啓発書を読んできたのですが、引っかかっていた部分がよくわかりました。

 「道理」古来の日本人は当たり前に大切にしていた部分と思います。般若心経の解説も目から鱗です。

 「勇気」をはじめて読んだときは、内側から沸き起こる勇気・喜びを強く感じ、感動が溢れました。

 近年なかった、本との感動的な出会いです。アファメーションの真髄を学ばせていただき感謝致します。

 脳波測定と別の部分でも、色々とお話伺わせていただき学ばせていただければ幸いです。

 御世話になりますが、どうぞ宜しくお願い致します。

・・・以上、頂いた感想・・・

そして、先月25日に町田市でジブリッシュの脳波測定を実施した。

被験者は大久保氏を含め9名で、まず全員の基本脳波を測定した。普段は左前額部(Fp1)のみを測定するのだが、上に紹介した「右側ジンジン・・・」も検証したいとの大久保氏の意向で、左右両方(Fp1、Fp2)を同時に測った。
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脳波測定器「FM-828」は1部位しか測定できないから、2箇所測定する際には「FM-828」とPCが2セット必要となる。

センサーは弊社特製の万能脳波センサー「エンフレック」を用いた。
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全員の基本脳波を測定した後、別会場で大久保氏によるジブリッシュ誘導が実施された。
そしてまた、一人ひとりの脳波を測定した。

全員の脳波測定が終わると、測定データを一つのPCに整理し、基本脳波とジブリッシュ後の比較を脳の左右それぞれにプリントアウトした。被験者へのプレゼント用である。

まず、30分ほど頂いて「脳波のいろは」をお話しした。そして、各々に脳波測定の結果を手渡し、皆で侃々諤々・・・。約1時間の充実かつ楽しかったレクチャーを終えた。
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ひときわ目を引いたのが大久保氏(ニックネームは「のびー」)の測定結果で、これが左前額部(Fp1)の脳波だ。測定時間は2分である。グラフの左側が各定常波(アルファ波やベータ波のこと)の平均電位で、右側が優勢率である。カラーの棒グラフがジブリッシュ後で、バックに重なっているクリーム色の棒グラフがジブリッシュ前に測定した基本脳波だ。
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ミッドアルファ波(α2)が強く出ているので、聡明な脳と心であることがうかがえる。脳波バランスも、ミッドアルファ波を中心とした山型で理想的である。そして、ジブリッシュの前後で殆ど差が無いので、脳のコンディションが日常的に安定していると評価できる。

大久保氏は、ジブリッシュの体得でこのような脳コンディションを身に付けられたのか、それとも元々なのかは分からないが、とにかく“落ち着いた意識集中”であることは確かである。

右脳(Fp2)も同様だ。強いアルファモードで、ジブリッシュの前後でほぼ同じ脳コンディションだ。
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ミッドアルファ波の最高電位は、ジブリッシュ後の右脳で27μVを記録した。素晴らしい。

各定常波の特徴は、脳波の種類に掲載している。

今回の測定では、被験者9名の共通変化は見られなかった。ジブリッシュ後に肯定的な(ベータ波が弱まりアルファ波が強くなった)人もいれば、その逆の人もいた。肯定的変化になった人の中には、「聴覚が研ぎ澄まされた」との自己評価を報告する女性もいた。

例えば、リラクセーションを誘う香りや音楽を体験した場合、個人差はあるものの、ほぼ同じような脳波バランスの変化が起こる。しかし、今回のジブリッシュでは、その前後において、てんでんばらばらの結果となった。

このことは、ジブリッシュの没頭度合いに左右されたと思われる。人前で真のジブリッシュを実践するには、やはりある程度の決意を以て気恥ずかしさのハードルを越える必要がある。

ただし、変化の足並みが同じ方向に揃わなかったのは、その理由だけではない。

別の理由は、例の「頭ジンジン」現象である。

あまりに特徴的な変化だったので、脳波測定結果のプリントアウトを配った際に訊ねた。

「○○さんは特徴的な変化がありましたが、何か感じることはありますか?」

すると、大久保氏が、「えー、凄い! ○○さんはジブリッシュの後に、頭の右側がジンジンすると言ってたんです」

その人の脳波を紹介しよう。

これは、左脳の変化である。ベータ波の優勢率が2倍になっているが、平均電位は1.2μVの上昇にとどまっている。
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ところが右脳は・・・。一目瞭然、ベータ波の平均電位が倍増し、優勢率に至っては98.3%を記録した。
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これが、ジブリッシュを実践して頭の右側がジンジンすると報告する人の脳波である。

これはとても貴重な研究成果だ。

ジブリッシュというとても簡単でお金も掛からない手法で、脳波がここまで変化した。さらに、左右差がこんなにハッキリと出るのも珍しい。

ジブリッシュの効果を肯定する変化とは全く違う結果だが、頭に、それも右側にしっかりと効いていることは確かである。この被験者は、何かを切っ掛けにして突然に大久保氏と同じような脳波になる可能性がある。

話しが長くなって恐縮だが、ベータ波の増減と能力開発の関係について、私が1990年代に検証した研究を述べておきたい。今回の測定結果に類似する点があるからだ

当時私は、SSI脳力活性研究所の研究員として、速話聴取法(SSI社の登録商標は「速聴」)効果の実証実験と速話聴取マシーンの開発コーディネートを担っていた。

そのときに得た知見を、拙著「速話聴取マニュアル」のsession3に記しているので、抜粋して紹介
する。

・・・以下、抜粋した引用・・・

 当時、私は一つの仮説というか予測をしていました。それは、「初心者が聴き取ることができるぎりぎりの3倍速弱になると、言語中枢がある左側頭葉はベータ波が優勢になるであろう」ということです。この仮説は、半分正解で、半分間違っていました。いえ、間違いというよりも、更におもしろいことを発見することができたのです。

 測定は次のように行います。まず、被験者がリラックスするように誘導して、脳波の周波数全域が十分に下がるか、もしくはアルファ波が優勢になるのを待ちます。脳波が安定したら、その脳波を基準にして、速話聴取をしている時の脳波を比較していくわけです。

 測定結果は以下のようになりました。
2.8倍速付近で左側頭葉がベータ波優勢になり、ベータ波のボルテージ〔μV〕が高くなります。これは予想通りでした。言語中枢が速話音を懸命に処理しているのでしょう。そして、被験者が聴き取れない3倍速強になると、ベータ波は沈静化してしまいます。おそらく、言葉として理解できないので、言語中枢はお役御免となるのでしょう。これも予測のついたことでした。

 当初聴き取れない速度でも、繰り返し聴取していると誰でも聴き取れるようになります。このことは、経験的に分かっていることです。この経過を脳波で追跡しようと測定を繰り返していた時のことです。突然、被験者の右側頭葉で、頻繁にベータ波が優勢を示しだしたのです。
これには首をかしげてしまいました。なぜ、音楽や信号音、雑音などを処理する右側の聴覚中枢が賦活、すなわちその領域だけが活性化するのか?  「言葉として理解できないスピードだから、雑音として右側で処理される」ということは分かります。でも、雑音に速いも遅いもないだろう・・・。右側がなぜ賦活するのか、理解できなかったのです。

 なぜ、右脳の聴覚中枢が賦活するのか。予想外の現象に、私は帰納的推論に切り替え、固定観念を捨てて、被験者の能力ぎりぎりの速度で速話聴取してもらい、その時の脳波を観察することを繰り返しました。

そして、何日が経過した時だったでしょうか、ふーっと現象が見えてきたのです。右脳は、あたかもリズムをとっているかのようなのです。高速音声のリズムに懸命に同調しようとして活性化して、同調することができると、今度は左脳が活性化して言葉の意味を理解しようとする。これを繰り返しているように見えてきたのです。

そして、十分に言葉が理解できるようになると、両方の聴覚中枢の賦活性は消えてしまいます。すなわち、ベータ波は沈静化するのです。

・・・以上、抜粋した引用・・・

近頃は、「言語中枢など無い。脳の様々な部位が言語処理にかかわっている」などとも言われるのだが、脳全体を中枢神経と捉えて、それぞれの役割領域と解して欲しい。

また、例えば脳梗塞によって左の言語野神経細胞が死んでしまっても、適切なトレーニングによって右側に言語野が生じることも確認されている。'90年代に開催した能力開発セミナーで紹介していた、番組「NHKスペシャル」に登場するドイツ人男性患者の通りである。

今回の「ジブリッシュ脳波測定研究会」は、電極ペーストを用いるエンフレックで左右にセンサーを貼る作業のために、タイトな測定スケジュールを圧迫して少々焦った。しかし、ジブリッシュ後の測定では、事前に被験者に自身のおでこと耳朶をウェットティッシュで拭いてもらい、測定後は電極ペーストを拭き取ってもらうようお願いした。お陰で、スケジュールの遅れを挽回することができた。

大久保氏がおっしゃるように、ジブリッシュとアファーメーションは掛け算するに持って来いの能力開発/自己統御メソッドだ。

ジブリッシュは裸の心になること、アファーメーションは新たな服を心にまとうことである。

能力開発の段階的局面を脳波測定で追跡することにより得られるであろう知見は、「ジブリッシュ」×「アファーメーション」の効果的な指導マニュアルの制作に貢献するはずだ。

測定会が終了した後は、町田駅近くの居酒屋で催された懇親会にご招待頂いた。楽しかったー!
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感謝。

セルシネ・エイム研究所 和田知浩

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2016年10月16日 (日)

NHK Eテレ「Rの法則」~テスト勉強に集中する方法~の反響に触発されて、一点淡視残像カードを提供する専用ページを開設。

視覚の残像効果を能力として私が初めて意識したのは中学生のときだから、かれこれ40年前のことになる。夏休みの宿題だった読書感想文を書くためにと、当時の文部省が推薦する本を母が買ってきてくれた。

京都大学霊長類研究所の研究チームがアフリカで猿の生息調査をしていたシーンで、動き回る何十匹もの猿を、現地のサポーターはいともたやすく正確に数えるのだそうだ。

その数え方こそが、残像を利用するものだった。サポーターは、目をスッと閉じて残像の中の猿を数えるのだ。

眩しい空を背景に樹々枝々を猿が動き回っているシルエットの調査現場風景が、それこそ目に浮かぶようだ。

このような高コントラスト(明暗の差)の視界なら一瞬にして残像が作られるが、室内で残像カードを用いる際には数十秒の時間を要する。

ふるさとの島根で成人式に参列したとき、同郷の故・七田眞氏(幼児教育/右脳開発の指導者として活躍された)がドッツカードによるフラッシュ法について講演して下さり、幼児が顕在化させる能力に驚いたこともある。

残像法は数十秒掛けてゆっくりと、フラッシュ法は一瞬にという違いはあるが、いずれも人間の能力を引き出す効果的な視覚系メソッドである。

一点を見つめるという行為は心を落ち着かせ、その結果質の良い集中力を発揮することができる。雑念が沈静化した明鏡止水の心(脳)は聡明(良く聞こえ、良く見える)となり、フレッシュな思考が働く。

これが「達人集中」である。達人集中と凡人集中の違いは、脳波の見地から度々このブログで述べている通りだ。

好集中度を高めたい場面でテニスプレーヤーがガットを、ピッチャーがボールをジーッと見つめるのをあなたも見たことがあるだろう。

さて、ここ一番の時にあなたは何を見つめるだろうか? 道具なり、手のひらなり、フォーカルポイントを決めて実践すると良い。

本番では、見つめて達人集中になったらパフォーマンスに移るが、練習では、その後目を閉じて残像を観察する。これが、一つのイメージトレーニングになる。

残像を観察しながら、そのイメージに心(気持ち)をチューニングして潜在意識へ送る。雑念を削ぎ落として、一つのイメージを顕在意識と潜在意識で行き来させることを“一念想”という。無念無想になる一歩手前の、とても聡明な意識集中状態である。

沈みつつある夕陽を見つめて、その後閉じた瞼に映る残像を観察しながら瞑想する禅僧も太古からいる。

達人脳波の研究でお世話になったヨーギニー伊藤玲子氏は、ペンダントを見つめて、その残像を観じながら瞑想されることもあった。

この写真は、アフタリミッジ・メディテーション・カード(残像瞑想カード)という、私が1987年から2000年まで勤めていたSSI脳力活性研究所で提供していたものである。ぼかしを入れたが、どんなものかはお分かり頂けるだろう。
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自己啓発セミナー専用の会場「シリーニング・ルーム」で、参加者各々の机に設置された電気スタンドでカードを照らして行うわけだ。

残像カードを見つめることを“凝視”と言うと間違ったニュアンスが伝わる場合もあるので、私は“淡視”と呼んでいる。「一点淡視残像法」である。

9月7日に放送(再放送は10月10日)されたNHK Eテレ「Rの法則」~テスト勉強に集中する方法~で、日本集中力育成協会の森健次朗理事長によってこの残像法が紹介された際、私は実際に塾生達の脳波を測定してその好集中効果を実証した。
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この佐々木萌詠さんは、とても聡明な女性であることが脳波測定からうかがえた。平時から好集中度が高かったが、メソッドの実践によってさらに強い好集中状態となった。
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この番組の反響が大きく、弊社ウェブサイトへの来訪者がかなり増えている。来訪者は、適当な残像カードを探しているようだ。

しかし、残念ながら弊社には残像カードをプロダクツ商品として提供するサービスが無く、トータルセッションで活用するのみだった。(6月1日に発売した書籍「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」には、21鍵の残像カードをクイックアファーメーションとして掲載しているのだが)

よって、弊社「瞑想支援視聴覚コンテンツポータルサイト『SERENE』(シリーン)」に、急遽「シリーン・カード」紹介ページを新設して、ここに10枚の一点淡視残像カードを掲載した。サムネイル画像から選択して、高解像度のカードを無料でご利用頂くことができる。
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スマホで開けば、あるいは保存しておけば、一点淡視残像法をいつでもどこでも実践できる。モニターの輝度も簡単に調整できるので大変便利だ。是非!



セルシネ・エイム研究所 和田知浩

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2016年9月28日 (水)

電子書籍版(EPUB)をラインナップに追加。書籍「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」

何かを言えば、必ずその反対の理があるものだ。また、理を具体例で埋め尽くすことも不可能である。埋めるには、薄くなることを妥協して抽象化するしかない。

時間の限られたセミナーでも、全ての側面をフォローすることはできない。言いっ放しのことも多々ある。よって、受講者それぞれの捉え方でイメージが作られていく。

俳句や歌ならば、それが醍醐味だと言っても良いのだが・・・

発する者と受け取る者の意図と認識にギャップがあると、各々の頭の中の違う絵を見ながら一つのことを話し聞いていることとなる。

私のこのジレンマを大幅に改善してくれたのが、6月1日に発売した書籍「宣言アファーメーション・バイブル~言霊の生かし方~」だ。個人セッションやセミナー参加者には事前に読んでもらうようにしている。

パーソナルサポートに至っては、事前にご購読頂くことを条件にしている。

このお陰で大切な部分の共通認識が増え、セッションがよりスムーズに展開できるようになった。

このアファーメーション本は単なるアファーメーション本ではない。人生成功/能力開発/自己実現を果たすための総合的な自己統御法を指南したものである。

紙本の発売当初よりPDF版も用意していたが、先週新たに電子書籍版(EPUB)をラインナップに加えた。PDF版をご購入頂く際に、価格はそのままで電子書籍版を追加頂ける。

自分自身で使ってみて、やっぱりいい。スマホはいつも持ち歩いているものだから、必要なときにその場ですぐに使える。ワード検索も素早く的確にできて便利だ。

電子書籍専用端末をお持ちであれば、標準画面で文字も十分に大きいので読みやすいだろう。
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セルシネ・エイム研究所 和田知浩

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2016年9月22日 (木)

深層自己説得は表層自己説得、深層自己納得は表層自己納得、深層自己宣言は表層自己宣言。アファーメーション法が目指すものとは。

あなたは今、“頼み事”や“願い事”があるだろうか?

私は、クライアントの頼みや願いの実現をサポートする仕事を始めてかれこれ30年になる。

頼みや願いの実現率、そして実現度を飛躍的に高めるには、クライアント自身の変化が必要である。それを促すのが、私の最初の仕事となる。

変化とは何か、それは、頼みや願いが“誓い”となることである。

誓いに至ったクライアントの表情や姿勢そして声は、それまでの頼みや願いを抱えていたときとは一変する。

この「頼願転誓」を実現する祈りこそが、“アファーメーション”なのである。

アファーメーション法とは、自身が発する言葉を以て自身を統御するメソッドである。

よって、まずアファーメーション・スクリプト(台本)作りからスタートする。

作成方法は、6月1日にセルシネ出版から発売した書籍「宣言 アファーメーション・バイブル ~言
霊の生かし方~」で詳しく解説した。
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アファーメーション・スクリプトの作成と、そのアファーメーションによる深層自己説得の照射、そして深層自己納得の形成、さらに深層自己宣言の発現へと自己変容していく。

深層とは、意識の深層、すなわち“無意識”や“潜在意識”と呼ばれる領域を指す。

このアファーメーションの一連のステップで、本人の顕在意識と潜在意識は深くコミュニケートする。

コミュニケーションの無い一方的な深層自己説得は、アファーメーションとは言わない。それは、単なる顕在意識のエゴイズム的呼唱でしかない。

潜在意識は、顕在意識に比べて圧倒的な情報量と自己を動かす力を有している。

その潜在意識に耳を傾けながらアファーメーションするのだ。相互の意思疎通によって、必要ならばスクリプトも修正していく。この作業がとても重要である。そうすると、誓いの実現率と実現度は飛躍的に高まる。

深層自己説得は表層自己説得、深層自己納得は表層自己納得、深層自己宣言は表層自己宣言であるべきなのだ。

よって、アファーメーションは“自己暗示”ではなく“自己明示”である。

単なる自己宣言が一周して表層自己宣言になったとき、あなた一丸の誓い力が生じるのである。

セルシネ・エイム研究所 和田知浩

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2016年6月12日 (日)

幸福の四方を考える。

書籍「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」の第9鍵「幸福」で、「幸福の四方」を紹介し、その“内的波及効果”について解説した。

そして、四つの方(かた)を比較して、幸福の「波及速度が早い反面、泡沫度が高い」順番と、「安定的且つ支配的」な順番を述べた。

幸福の四方の内、「波及効果が早く、泡沫度が高い」が一番で、且つ「安定的で支配的」が一番低いのが「され方」である。

ただし、この「され方」による幸福感でも、長く持続し、安定的で、その後の人生を通してずっと効力を及ぼし続けるものもある。

それはどのような「され方」だろうか?
是非考えてみて欲しい。

あなた自身がそれを「される方」になる場合もあれば、それを「する方」になる場合もある。

セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/aim/

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2016年6月11日 (土)

“幸せになりたい”という思いを現実化するための方法。

“幸せになりたい”と、漠然と思っている人は多い。

セルシネのトータルセッションをご利用下さるクライアントも然りである。

こんな抽象的な目的のセッションを成功させるためには、諸々を明らかにしていかなければならない。その一つが、現在の幸福レベルである。

私は、人の幸福レベルを10段階に分けている。セッションでは、クライアントが今どの段階にいるのかを探る。そして、それをクライアントと共有する。

そうすると、認知行動療法的なモチベーションがクライアントに芽生える。

“今を正確に知る”というのはとても重要で、且つ効果的なのだ。

書籍「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」の第9鍵「幸福」で「幸福の十段階」を掲載したのにはもう一つ理由がある。

それは、抽象的(本質を一般化したもの)ながらも幸福の段階を、そして最高到達点を読者がしっかりと見据えるためである。この抽象的目標から具体的な目標を得るための方法も本書で述べた。

第9鍵「幸福」には、あなたの漠然とした“幸せになりたい”という思いを現実化するために、そもそも幸福とは何か? 幸福になるために今すぐにやるべきこと(できること)等を書いた。

理をしっかりと理解して、アファーメーションを実践して欲しい。

SSDS-FANには、紙本「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」の解説と実践アファーメーション・スクリプトの全てを録音した音声ソフトがセットされている。

読み上げるのは、セルシネ・ロボ男(ろぼだん)とセルシネ・ロボ女(ろぼじょ)である。
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私は、今朝もこの音声ソフトを聞きながら1時間半ほどのウォーキングをした。お薦めである。是非!

セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/aim/

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2016年5月29日 (日)

頼願転誓。

去る5月18日にセルシネ会員限定で発売し、来たる6月1日に一般発売する書籍「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」で用いた四文字熟語がこの「頼願転誓(らいがんてんせい)」である。

この造語を一般に公開したのは初めてである。

セルシネのトータルセッションをご利用下さるクライアントは、「頼み事」や「願い事」を持ってこられる。当然である。

その「頼み事」や「願い事」の元の多くは、何らかの不安や不満、あるいは欲望である。

「頼み事」や「願い事」の実現度、そして実現率を上げるためのセッションが成功した証になるのが、クライアントの目の変化である。目が本当に輝き、また、決意の目(まなこ)になる。

それは、クライアントが本当の意味で「自分事」、そして「責任」を引き受けた瞬間である。この精神状態、心構えこそが「誓い」なのである。

手放して委ねるときでさえ、「頼みや願い」よりも「誓い」の心構えの方が功を奏す。

アファーメーションとは祈りである。祈りが、頼みや願いを誓いへと昇華させるのである。

そして、「頼願転誓」になった次に、実効能力(実現するのに効果的な能力)の開発にセッションは移る。

書籍「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」は、単なるアファーメーション本ではない。30年のクライアントサポートで培った総合的人生統御、自己実現の方法を提供するものである。

セルシネ・エイム研究所 和田知浩
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2016年5月11日 (水)

言霊の生かし方。

「言霊の生かし方」は、6月1日に出版する書籍「宣言 アファーメーション・バイブル」の副題である。


アファーメーション(affirmation)という言葉を使っているが、だからといってこのメソッド(技法)が欧米の専売特許ということではない。そのことを明確に示すために、この「言霊」を副題に用いた。

アファーメーションについては、前号の「アファーメーションとは。」で既に述べている。

本稿は、「言霊」の意味について考えてみたいと思う。

言霊の辞書的意味は、「“発した言葉が現実化する”という不思議な力のことで、日本の古来から信じられているもの」である。

ここで問題になるのが「不思議」という言葉だ。

不思議とは、そのようになる理由が分からないこと、説明がつかないということである。

即ち、言霊の作用は未科学ということだ。

「こうすればこうなる」という再現性を保証するのが科学であるから、アファーメーションも言霊も、未だ未科学というしかない。しかし、未科学だからといって、そういう理があるということを否定できるものでもない。

科学的検証は重要だが、既成の科学の上だけにしか自身を築けない者には、想定を越えた際の細くて脆(もろ)い弱さがある。もちろん、未科学や非科学を妄信的に信じるのも危険である。やはり、バランス感覚が重要である。

霊とは、身体に宿って身体を支配し、或いは、身体から脱けても存在しうるとされる心の働きのことである。

本書の「はじめに」で、アファーメーションとは祈りであり、祈りとは「頼願転誓」(らいがんてんせい)することであると述べた。頼みや願いが誓いへと転じたとき、人は大きな実現力を発揮するのだ。それは、道理と呼応するからである。この働きによる実現力のことを霊験(れいげん)という。

不思議な力を持つ剣のことを霊剣(れいけん)というが、ルールに則った正しい言葉づかいも不思議な力を発揮する。この霊言(れいげん)のことを、我々日本人は古来より言霊(ことだま)と呼んできたのだ。

本書では、人が情報を感受する感覚を五感としているが、実際には、それ以外の感覚、いわゆる第六感もある。本書27頁にも、そういうクライアントの実体験を少し紹介している。

私達は、全身に沢山の共振システムを持っている。この共振システムが、遠く離れた時空で発せられた情報を受け取ると考えられる。

トータルセッションでは、この共振システムのチューニングや集中力開発のメソッドも提供している。

しかし、これも未科学の域を出ていない。よって、本書では、そのような言及を極力避けた。が、本書を忠実に実践すれば、自ずと形而上(はっきりした形が無く、五感ではその存在を知ることが出来ない)学的な体験を引き寄せ、引き込んでいくことだろう。

本書「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」が昨日(5月9日)、印刷所より納品された。トータルセッション等でお会いする人には手売りを開始した。

今後の配達販売の予定は、セルシネの会員向けが5月18日開始、一般向けが6月1日開始と予定している。是非!

セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/aim/

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2016年5月 8日 (日)

アファーメーションとは。

ゴールデンウィーク明けの明日9日月曜日に、拙著「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」が印刷会社から納品される。

発売日は6月1日を予定しているが、セルシネの会員/ユーザーには2週間ほど前倒しで販売を開始したいと思っている。

前著「速話聴取マニュアル ~テキスト&ワーキングシート~」はオンデマンド印刷で少量ずつ印刷しているが、今回はセルシネ出版を創業して大量印刷を決めたので、諸々の初めての準備を一歩一歩確認しながら確実に進めている。

アファーメーションは、人生成功/能力開発するための自己統御法の一つだが、これでSSDS(セルシネ・セルフディレクション・システム)のトライアングルが完成する。

速話聴取法を基軸とした脳の活性化法「SSDSーBAC」

イメージトレーニングの「SSDS-GAM」

そして、今回リリースするアファーメーション法の「SSDS-FAN」である。

SSDS-FANの紹介は、セルシネ出版のウェブサイトで展開している。

本当は、セルシネ出版のウェブサイトでは本の紹介だけにして、この本をシステム化したSSDS-FANはセルシネ・エイム研究所のサイトで紹介するべきなのだが、今は1ページだけに集中することにしている。

ビジネスマンやアスリートをはじめ、様々な人達の自己実現をサポートしてきたこの30年で、最も効果的なメソッドの一つがこのアファーメーションである。

サラリーマン時代の1987~2000年をアファーメーション法のFirst phase、セルシネ・エイム研究所を開設してからのアファーメーション法をSecond phaseと勝手に呼んでいる。

サラリーマン時代に展開したFirst phaseのアファーメーション法は、1998年に発売したビデオ「成功する自己操縦法 ~成りたい自分になり、送りたい人生を送る~」でひとまず完成した。

アファーメーション実践のポイントとして、当時は以下のようなことをお伝えしていた。
1.20音字(音節)程度のスクリプト(台本、文章)を作る。
2.断定形にする。
3.現在形/進行形/完了形にする。
4.一人称で表現する。
5.リズム良く。
6.前提条件として、脳波がα波優勢の状態(布団の中や速歩をしているときなど)で行う。
7.無理感が生じる場合には、中和公式(例えば、「・・・に成りつつある」)を用いる。
8.脳の一部領野は、「現実」と「鮮明なイメージ」との区別がつかない。これを証明する簡単な実験の体験。
9.言動を左右する脳へのプログラミング理論。
10.顕在意識と潜在意識の力関係と役割。
11.言葉を吐く際、対象に対して肯定的なプラス(+)だけにするとそれは「叶」となり叶う。これを実現するのがアファーメーション。

個人セッションの際には、以上のポイントを踏まえながらオリジナルのアファーメーション・スクリプトの作成をサポートし、それを実際に唱えてもらうわけだが、20代だった私の前で、大の大人が男女の別なくワンワンと号泣されることもあった。

正しいアファーメーションは、カタルシス(精神的浄化)をも引き起こすのだ。そして、目標達成へのモチベーションや問題解決の閃きを誘発していく。

アファーメーション(affirmation)の辞書的意味は、以下の通りである。
1.断言。肯定。主張。
2.存在や真実性の確認。
3.判決や決定されたことに対する支持や追認。

アファーメーションは一見とても簡単で、切れ味の良い自己統御法である。しかし、単なる自己統御法でしかないと言うこともできる。

アファーメーションで自己統御したからといって、人生成功するわけではない。人生失敗に向かうことすらある。そういう例も少なからず見てきた。

闇雲に潜在意識をコントロールしようとするのではなく、潜在意識と対話する姿勢が大切である。そして、人生の道理的理解も重要である。

これらの要素を加味しながら進化させてきたのが2001年~2016年までのSecond phaseのアファーメーション法であり、その集大成が本書「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」である。

明日の納品が楽しみだ。沢山の読者に届けたい。

セルシネ・エイム研究所 和田知浩

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2016年5月 5日 (木)

書籍「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」読者との交流コーナーを設置。

SSDS-FAN(セルシネ・セルフディレクション・システムのアファーメーション・メソッド。SeSMaT no.7)の読者と交流するコーナーをウェブサイトに設置した。

コーナーのメールアニメをクリックしてメッセージを送信することも出来るし、このブログのコメント欄から送ることも可能だ。ただし、ブログのコメント欄からの送信は、その内容が公開されることを前提としている。

また、メールアニメからの送信でも、他の訪問者の参考になると私が判断した場合には、送信者に了承を頂いた範囲で、本コーナーに掲載させて頂こうと思っている。

公開/非公開の希望にかかわらず、また、購読/未購読にかかわらず、是非ご活用頂きたい。

セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/aim/

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