ジョングリンダー氏が初来日。
リチャードバンドラーと共にNLP(神経言語プログラミング)を創始したジョングリンダーが初来日した。
19日の北岡泰典氏のNLPコースでレクチャーし、21日には東京ビックサイトのレセプションホールで約180名の参加者を集めて8時間に及ぶワークショップを行った。
21日のワークショップには、私もスタッフとして参加させて頂いた。当日会場で打ち合わせをしていると、グリンダー氏がスーッと入ってきて握手を求めてくれた。まさかこんな瞬間がくるとは、何か不思議な感じがした。
NLPという即効性のある技法があり、共同創始者のジョングリンダーは云々・・・と、耳にしてから約10年、巡り巡ってこうして合体(握手)した。やっぱり不思議だなーと思う。グリンダーに会うためにアメリカにわざわざ行ったわけでもないのに。地球規模で見れば、ほんの小さな点同士が太平洋を渡って合体した。おまけに、オープニングでは、グリンダー達諸氏を壇上まで先導する大役(?)まで仰せ付かった。
この8時間のワークショップで、各々の参加者がそれぞれの感想を持ったことだろう。NLP、そしてその創始者に対するイメージが誇大過ぎたために「拍子抜け」した人。グリンダーの声、身振り、表情等をつぶさに観察して、その能力の高さに改めて「感心」した人等、様々だと思う。
いずれにしても、発信源に自らが直接触れることが一番大切で重要だと思う。そこで感じたことが本人にとっては全てだ。発信源から紆余曲折の末に届く情報にはノイズが乗り過ぎている。
かといって、遠い発信源まで行かなくてはならないと言うことでもない。同じようなレベルの発信源は、自分の近くにもあるものだ。グリンダー自身も似たようなことを言っていた。
モデリング時の心構え等、私の直感は間違っていなかった。それをNLP創始者の口から直接聞けたことが一番嬉しい。そして、グリンダーの温かい人柄に触れられたことに感謝している。
セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/
| 固定リンク
コメント