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2006年3月13日 (月)

初の真剣勝負に釘付け。

歴史的第一歩のゲームが今終わった。初っぱなのイチロー選手のホームランから最後の幕切れまで、ずっと手に汗握り、局面では心臓の鼓動さえ感じていた。

プロ野球選手を夢見て高校まで野球を続けていた私ですら、ここ数年はまともに野球を観ていなかった。じゃれて浣腸していたり、いびつなチーム編制だったり、だらだらとしたゲーム進行だったりと、とても観る気にはならなかった。

ところが、アメリカとの史上初の真剣勝負は、本当に最高だった。惜しくも3対4で敗れはしたが、これならお金を払ってみる価値は充分にある。

なぜここまで楽しむことができたのか、グランド上にいる選手達がプロのプレーを見せてくれたからに他ならないが、もう一つ忘れてはならないことがある。それは、各国の真の一流選手達が集う大会という「場」だったからだ。

確かに、サッカーも国際試合なら懸命に声援するが、Jリーグは観ないもん。(失礼。でも相乗効果は出ていると思う)

何当たり前のことを声高に言ってるの? と言われそうだが、実はこの「階層思考」が、充実した人生を送るためにはとても重要なのだ。

グランド上のゲームがコンテンツ(内容)、そして国際試合(それも今回は、第1回「ワールドベースボールクラシック」という歴史的最初の1ページだった)というコンテキスト(脈絡)。下層のコンテキストと上層のコンテンツをしっかりと2次元的にイメージして実行することが大切なのだ。イチロー選手が、プロ野球→アメリカ大リーグ、そして今回のWBCに出場したように。

私自身も、同じようにセミナーでレクチャーするのでも、独立してから自分の看板で参加者の前に立つようになってからは、明らかに体感が違っている。

あなたはどうだろう。今の技術やノウハウを、別のコンテキストの上で表現してみたら、全く違う充実感や結果をもたらすかもしれない。

成功する人というのは、コンテンツとコンテキストを明確に(意識するしないは別として)捉えて切磋琢磨している。もしも、努力と結果が空回りしていると感じるなら、一度、階層思考を取り入れてみてはいかがだろう。

セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/

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