« ふがいない。2006FIFA W杯ドイツ大会の日本。 | トップページ | 「パーソナルサポート」誕生。 »

2006年8月 5日 (土)

何でこれが、何でそんなに。

先日、横浜の上大岡にある治療院の先生から、脳波解析システムを使って治療用具の効果測定をしたいというお申し込みをいただき、今月3日に設置と取扱方法をレクチャーするために訪問してきた。

本当に楽しい。午後1時に治療院を訪問して、出たときには既に6時半を回っていた。あっという間に5時間半が経ったことに気づきびっくりした。

それにしても不思議だ。何でたったこれだけの“ものとこと”が、患者の辛い症状を改善させるのだろう。脳波解析システムのオペレーターとして行った私の方が、萩原先生に「なぜなんですか? なぜこうなるんですか? 不思議ですね」を連発してしまっていた。

不思議なものの正体は、簡単なマウスピース型ツボ刺激用具の「快快」というものだ。ポリエチレン樹脂でできていて、使用者の歯型に合わせて簡単に成形でき、歯茎にある天迎香というツボを刺激する。たったこれだけのことで、信じられない治療効果を上げている。

迎香というツボは、鼻づまりや花粉症に効くそうだ。そこから少しずれたところに、萩原先生が発見し命名された天迎香というツボがある。ここを適切な方法で刺激してやると、自然治癒力が活性化するのだそうだ。

私も実際に体験させていただいた。カイロプラクターでもある萩原先生が、私の身体に触れながら的確に診察していく。私は「確かに、ハイ、そうです」と。それから、私専用の「快快」を作っていただき、それをくわえること2分。そしてまた診察。

何となく、頭と身体がすっきりしたような気がする。本当にそうなのか? 萩原先生の小気味よい診察によるプラシーボなのか? 正直私には判断できなかった。

でも、この2万円ちょっとの「快快」が飛ぶように売れている。治療院ではもちろんのこと、東急ハンズだけでも年間数千個売れているとのこと。特に名古屋店での実演販売が好評で、昔のお客さんが知り合いのお客(患者)さんを連れて来てくれるそうだ。確かに、速話聴取マシーン「デジヴォ」も東急ハンズでは名古屋店がダントツの売れ行きだった。中京地域の元気の良さを肌で感じる。

それにしても、たった2分で顔の歪みが直ったり、丸まっていた背中が伸びたり、杖が要らなくなったり、なぜなんだろう。食事を呑み込む力が回復して、体力がみるみる甦ってくる(寝たきりだった)お年寄りもいるそうだ。

さーて、この効き目を脳波の違いに見いだせるか。興味津々の研究がスタートした。


体験レポートの様子。治療院へのリンクもあります。
http://www.selsyne.com/aim/products/fm-515a/index.htm#sisetu

セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/

|

« ふがいない。2006FIFA W杯ドイツ大会の日本。 | トップページ | 「パーソナルサポート」誕生。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 何でこれが、何でそんなに。:

« ふがいない。2006FIFA W杯ドイツ大会の日本。 | トップページ | 「パーソナルサポート」誕生。 »