「私には夢がある・・・」って湧いてきた。
デスクワークをしているときに、ふとこの言葉が心の底から湧いてきた。「私には夢がある・・・」と。
この言葉が自然に出るとき、私の人生サイクルは創造的な局面に入ったことを示している。
私は、昭和39年の辰年生まれだ。一回り後の辰年の女性に聞いたところによると、昭和39年の辰年は、竜は竜でも「眠り竜」なのだそうだ。昭和51年の辰年は「上り竜」だと。
あるセミナー会社の社長に、「私の生まれた年は“眠り竜”なんだって」と卑下して言うと、「かっこいいですねー、三国志に出てくる“臥竜”じゃないですか・・・」と、意外な返答。
気を良くした私は、それ以来、自宅マンションの執務室を「臥竜庵(ガリョウアン)」と勝手に呼んでいる。
眠り竜の私だが、人生で何度か、たまに起き上がって事を成すことがある。そんなときに自然と出る言葉が、「私には夢がある」だ。心の中心に明確なビジョンが芽生える光のようなものを感じる。
アメリカの公民権運動の中で、1963年にキング牧師が演説中に何度も発した「I Have a Dream」は、歯切れ良く、確信に満ち、人々を感化した。
一方、1981年に世界発売されたエーちゃんのアルバム「YAZAWA」の4曲目に収録されている「LOVE THAT WAS LOST」は、“I had a dream・・・”で始まる。「私には夢があった・・・」と、切なく、そして達観したような歌詞とメロディーが続く。
人生サイクルは、この繰り返しじゃないかな。
待つとき、行動するとき、振り返るとき。
そして、人生をワンサイクルで見たとき、最期のときにどんな風に人生を振り返られるか、楽しみにしたい。
眠り竜にも、たまには立ち上がる時期がある。そろそろそんな時期に入ってきたようだ。
運勢やバイオリズム、その他諸々の調子を見極めながら指揮を執る。そして、シナジーを作り出す。そのための道具がセルフ・アファーメーションだ。
セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/
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