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2008年12月27日 (土)

ガラクタの中に紅一点。

いや、それは私見である。見る人によって宝物はそれぞれだろう。

今週月曜日に時間がとれたので、ずーっと気になっていた骨董品を見学してきた。

Dscn13992300 場所は千葉県印旛郡印旛村、日暮里駅から50分ほどの印旛日本医大駅、そこから歩いて2,3分の所にある。

訪ねたのは医科器械資料館、元は消防署だったその建物は、駅からすぐに発見できる。

玄関を入ると一人の管理人さんが出迎えてくれた。事前に電話したときに対応してくれた人のようだ。訪問者台帳に記帳を済ませ、各展示室を回った。

Dscn14052300 人工心肺装置やペースメーカー、診察台、麻酔器、手術器具、顕微鏡、各種モニター等が整然と並べられている。

正直、あまりピンと来ない。門外漢の私には、ただのポンコツにしか見えない。

でも、目当てのそれを見つけたときは、昔の恋人にでも出会ったかのよな懐かしい気分が湧いてきた。何十年も前からことある毎に名前を聞いていた「木製号」、国産第1号の臨床用脳波計である。

さっそく、セルシネHPの「脳波の豆知識」コーナーに写真をアップロードした。
http://www.selsyne.com/aim/products/fm-515a/#mokuseigou

私の見学中他の来場者は一人もいなかったので、一階に降りて管理人さんにお願いして撮ってもらった写真だ。

先人が残した業績を礎に今の仕事が成り立っている。そう実感し感謝できた一時だった。

セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/aim/

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