高性能簡易型脳波測定器「FM-919」、まもなく発売!
今年後半はいくつかの商品を発売する予定だ。
その第一弾となりそうなのが、高性能簡易型脳波測定器「FM-919」である。試作器を見せてもらったのが3年前の1月25日。ジリジリしていたが、やっとここまできた。
先日、「FM-515A」の販売が終了した。「FM-515A」の原型「FM-515」の発売が1987年だったから、22年間のロングセラーとなった。
写真がアルファータシリーズで、左から順に「FM-515A」「FM-717」「FM-919」である。今後は、「FM-717」と「FM-919」のラインナップとなる。 新旧交代だ。
これまでは、「FM-515A」と「FM-717」を同じページで紹介していたが、「FM-515A」の販売終了に伴い「FM-717」の紹介ページを独立させた。
気脈鑑定の王一帆さんの脳波を測定した記事が掲載された雑誌「トリニティ」、あるいは、アルファータシリーズご採用施設一覧に病院や大学、企業名を大幅に追加したので是非お目通しを。(ページの中程に掲載)
http://www.selsyne.com/aim/products/fm-717/index.htm
「FM-919」の最大の特徴は、3Hz~30Hzの脳波をFFT解析して、0.5Hz刻みで緻密な出力をしてくれることだ。これまでの、5、7.5、10、12.5、22Hzの5ポイントをオペアンプ(演算増幅器)で検出していたのに比べて、54ポイントと10倍以上の緻密さだ。
達人になるほど周波数がワンポイントに集中してくるから、例えば9Hzに極端に集中する被験者の脳波は、これまでのモデルでは検出されない場合があった。
実際、「FM-919」(試作器)を用いて測定することで、面白い測定データが収集され始めている。詳細は、「ファインブレイン研究会」のサイトに掲載している通りだ。
http://www.selsyne.com/aim/finebrain/eeg/index.htm
色んな達人達の脳波を測定しに出かける身としては、測定器本体とパソコンの接続がUSBケーブル1本とシンプル簡単になったのも嬉しい。
「FM-919」は、精神コントロールの「トレーニングモード」と研究者用の「アナライズモード」が設けられ、解析用PCソフト「パルラックスF」は標準セットされる。価格は40万円前後になりそうだ。
使い心地や取扱説明書で気づいた点をメーカーにフィードバックした。それらを反映したセットを、一昨日メーカーの若菜さんが届けてくれた。「FM-919」の本体デザインはもう少しブラッシュアップされる予定だ。
高性能簡易型脳波測定器「FM-919」まもなく発売。乞うご期待!
(「FM-919」は、BrainPro「FM-929」として正式に発売しました。)
セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/aim/
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