お客様の脳波測定で、テンポ116の効果を改めて実感。
昨日、脳波解析システム(脳波測定器「FM-717」、脳波解析PCソフト「パルラックス2」)を納品するため、墨田区にある某社を訪ねた。
電車を降りると、変わった形のビルが建設されているのを発見。ホームからパチリと撮った。
迎えに来てくれた人に訊くと、「東京スカイツリーですよ」と。
そうか、ここに建つのか・・・。世界で一番高い610m超のタワーだ。
HPによると、これを僅か70m四方の足元に積み上げるというから、本当に人間のやることは凄いなー。地震や台風、本当に大丈夫? と心配してしまう。現在126mまで進んでいるそうだ。
こういう未知なる物を作り上げるのも大変だが、もっと大変なのは、出来上がった大きなシステムを維持し続けることだろう。人が構成する組織然り、鉄道や道路網然りである。
一旦出来上がったシステムはエントロピーを増すばかりだから、崩壊させないためには、「明確な目的」と「新陳代謝」を続けることが不可欠である。
簡単には「スクラップ&ビルド」できない、しかし「明確な目的」と「新陳代謝」も忘れてしまった旧態依然のシステムが、日本の閉塞感を作っている。
一昨昨日の衆議院議員選挙で国民が政権政党を変えたのは、この閉塞感を打ち破りたいという意思表示であることは、ここで今更いうまでもない。
昨日訪問した某社も、巨大なシステムを運用し続けている企業だ。動き続ける必要があるから、根本的な「スクラップ&ビルド」を行うという選択肢のハードルは高い。だとすれば、「明確な目的」を全構成員が再確認することと、色々な意味での「新陳代謝」を円滑にするしかない。
案内された会議室は和室だった。そこには既に10名ほどのスタッフが集まっておられた。全員が各々の現場を管理する立場にある方達なのだそうだ。
実際に何人かのスタッフを被験者にしながら、脳波測定の方法をレクチャーした。
いずれの被験者も脳波のボルテージが低くて顕著な評価を行いづらかったが、その後面白いことがあった。
テンポ116の音楽を聴いている最中、あるいは聴いた後の脳波を測ると大きな変化があったのだ。
この会社の先遣隊が先週来訪されたとき、構成員の活性化法を幾つか提示しておいた。その中の1つが「テンポ116」の音響を職場に流すという方法だ。
担当者がさっそくネットで調べて片岡慎介氏の書籍を購入し、付録のCDを用意してくれていたのだ。・・・素晴らしい!
テンポ116の音楽を聴くことによって、劇的に優勢脳波が変化した。一同関心を示されたが、一番驚いたのは私自身だ。
私がテンポ116で脳波研究をする場合は、各脳波のボルテージが何割程度増減するかに注目している。優勢脳波が有意に変化することは無いからだ。アルファ波優勢ならアルファ波優勢のまま、ということだ。
しかし、今回の被験者は脳波測定が初めて且つ慣れない状況だったため、テンポ116の効き目が脳波のボルテージもさることながら、優勢率に大きく反映されたのだ。
テンポ116を様々な場面で活用しているが、いずれは一般の方達にもご利用頂けるよう、セルシネなりの商品形態と販売モデルを作りたいと思っている。
話しは戻るが、巨大システムを運用し続けるためには、現場の一人ひとりの活性化が必要不可欠である。まさに「運用の妙は一心に存す」(何事もうまく機能するかどうかは、それを用いる者の臨機応変の心の働き一つに掛かっている)である。
職場の活性化をコンサルテーションでサポートします。是非!
(東京スカイツリーは、当初、高さ610メートル程度と発表されていましたが、建設中に634メートルと決定し、2012年5月22日(火)に小雨が降る中グランドオープンしました。2012.5.22追記)
以下、NHK NEWS WEBよりコピー
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120522/k10015305731000.html
22日に開業した高さ634メートルの世界一高いタワー「東京スカイツリー」は午後10時に初日の営業を終えました。
夜になって強風のため地上450メートルの展望台の営業を中止する一幕もありました。
東京スカイツリーは地上デジタル放送に対応した電波塔として東京・墨田区に建設され、高さ350メートルと450メートルに展望台が設けられています。
22日はまず東京スカイツリーに併設した複合商業施設「東京スカイツリータウン」が午前中にオープンし、雨の中、待ちわびていたおよそ5000人の人たちが次々と店に入って買い物を楽しんでいました。
続いて、スカイツリー本体の開場式が行われ、テープカットのあと、スカイツリーの名付け親に選ばれた埼玉県の中澤歩さん(42)が息子で中学1年生の謙太さん(12)とともに一足先に展望台に登りました。
そして、正午に開業すると朝早くから並んでいた人たちが4基の専用エレベーターに乗って次々に地上350メートルの展望台を目指しました。
およそ50秒後にエレベーターが展望台に到着すると、訪れた人たちは歓声を上げながら窓際に駆け寄っていました。
22日はあいにくの雨で、展望台は雲に包まれて周囲の景色はあまり見えませんでしたが、訪れた人たちは真新しい内装や展示されている地図などを見て雰囲気を楽しんでいました。
一方、強風の影響で午後6時前から地上350メートルの展望台と450メートルの展望台を結ぶエレベーターの運転を取りやめ、午後7時半すぎから地上450メートルの展望台の営業を中止しました。
スカイツリーのそのほかの施設については定刻の午後10時に初日の営業を終えました。
セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/aim/
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