フジテレビの新番組ロケでタレントさん達の脳波を測定。
今月27日(日)、テレビ番組のロケでタレントさんたちの脳波を測ってきた。
来年早々に始まるフジテレビの新番組で、その第一回放送の収録だ。
これまでと違う点は、事前シミュレーションに参加させていただいたことだ。
プロダクションと制作会社の合同ミーティングで、アシスタントから取締役の面々まで計15名程いらっしゃっただろうか。
脳波の簡単な解説を作成し、それを持参して一つの提案をさせていただいた。
それは良いと採用していただいたが、それが成功したか失敗したかはオンエアで判断していただくしかない。反省点、そしてより良くするためのアイデアも出てきた。
約束の30分前に到着したが、既に番組制作スタッフが脳波解析システムをセッティングしてくれていた。
この後、街中でオープニングを撮り終えた撮影クルーがどっと入ってきた。
写真に写っているスペースの3倍足らずの部屋にMCを含めてタレントが9名、そのマネジャー、プロデューサー、ディレクター、カメラは5台ぐらいあったと思う。その他、音声、照明、メーク、アシスタントらがギューギュー状態だった。
私はこの場所に座り、日本体育大学の教授と共に番組をサポートした。
一通りのトークが終わってから、各専門家として紹介された。MCが私たち二人を紹介し、私たちは立ち上がって挨拶した。と、ここまでの流れはディレクターから聞いていた。
座ろうとすると、MCが日体大の先生に「普段はどんなお仕事をされているんですか?」と質問した。
えー、そんなこと訊くの? 日体大の先生が返答している間、私の頭の中は適当適切な言葉をグルグル探していた。
テレビの収録という慣れない仕事のため、1軒目が終わった時点でぐったりした。時間も大分おしているようだ。
ここから東京に移動して、銀座と四谷での撮影が組まれている。7セットもの脳波測定システムを後2回速やかに設営/撤収しなければいけないのかと思うと気が遠くなりそうだった。
移動車の中で渡されたお弁当は鞄にしまって、お茶だけをいただいた。
一日セミナーで講師を務める際にも、昼食は取らないことの方が多い。昼食を取ってしまうと、その後に歯磨きやらトイレやらに時間を取られ、話しているときにはゲップが出てしまったりで、ありがたくないことが多いからだ。
中華街からベイブリッジを渡って銀座のインド料理屋へあっという間に到着した。
設営/撤収の心配は取り越し苦労だった。撮影スタッフの素晴らしいこと。設営はあっという間に済んでしまった。
新たに二人のタレントさんが加わり、爆笑トークが再開された。
番組内容をここで書くことはできないが、本当に楽しい一日だった。
1軒目では緊張で顔が引きつっていた私も、2軒目3軒目では、緊張の波を感じながらも存分に楽しむことができた。
さー、これをどのように編集されるのか、担当者の腕の見せどころだが、いかんせん脳波が相手なだけに、そして、出してしまった結果が結果だけに、苦労されるだろうと思う。
オンエアの日時は改めて紹介したいと思う。
セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/aim/
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