底知れない音楽の力・・・ご冥福をお祈り致します。
SSDS-GAMの第1弾、メンタルトレーニング・サポートサウンド「実現」を昨年12月に発売したが、凄く調子がいい。
自己実現の方法というのは、突き詰めれば突き詰めるほどシンプルになる。どんな分野でもそうだと思う。
本編は30分弱のサウンドだが、その実践方法の解説には今も手を加え続けている。お客様により良く、そしてより具体的な成果を受け取ってもらうためにだ。
おかげで、「パーソナルサポート」の効率が非常に良くなった。セッションで目的を共有した後は、四の五の言わずに、まず自宅でSSDS-GAM「実現」を実践してもらう・・・。それだけで「パーソナルサポート」の目的達成、というケースも出始めた。
それは当然のことだ。クライアントがオンリーワンの成功を実現するための方法は、私ではなく、クライアント自身の潜在意識が知っているのだから。
SSDS-GAM「実現」の制作とブラッシュアップのために、この数ヵ月間私自身が聞き続けたことによる成果の実感は、「様々なチャンスが人生に流れ込んでくる」ということだ。
冒頭に述べた「凄く調子がいい」というのは、私自身と周りが変化しているという実感を指している。
セミナー開催やテレビ出演のオファー、セッションの申し込み、様々なビジネス提案・・・。これまでにないペースで入り始めた。私はただそれらと誠実に向き合い、選択し、精一杯こなしながら進んでいるだけだ。
そんなオファーの中の一つが、月のテンポ116の片岡慎介氏からのものだった。
1月12日に「はじめまして」のタイトルでメールをいただき、さっそく(偶然だったが)15日の新月の日にお会いした。このときの様子は、17日に投稿した『音楽家との嬉しい出会い。』のとおりだ。
優しく語りかけてくださる片岡氏に、その懐に飛び込むような気持ちで会話した。お互いの思いをぶつけ合った。
翌16日には、私が提案した「ある法則」を片岡氏がさっそく音にし、その音の限りない可能性を直感して電話とメールをくださった。「凄いことになりますよ」と。奥様もその音を聴いて「凄い」とおっしゃっていると。
興奮冷めやらず、17日にもお電話をいただいた。そしてメールも遣り取りした。「アルバムを今年出す予定で曲を作っているんですが、この要素を全曲にブレンドします」と。
凄く楽しみだった。
1月25日に、ちょっと本題からは外れるが、チャクラとテンポに関するデータを投げかけた。
ところが返信が来ない。
「ああ、創作活動に入っておられるな」と思っていた。
技術者でも芸術家でも、創作活動に入るとドーパミンが出て没入してしまう。
しかし、返信が来ない理由は別にあった。
一週間ほど入院された末、2月1日に逝去されたそうだ。一昨日この報に偶然接した。
1月15日に初めてお会いし、16、17日はお電話とメールで遣り取りした。その一週間後に入院されたことになる。この一週間に何があったのか。
片岡氏にお会いして間がないため、共通の知人もいないのでさっぱり分からない。
ニューアルバムを楽しみにしていたが、それは叶わぬ夢となった。
でも今にして思えば、ご自身が亡くなるわずか半月前に会いに来て沢山の思いを語ってくださったこと、そこに大きな意味を感じずにはいられない。
今は何の約束もできないが、いずれきっと何かを形にできると思う。
ご家族にお悔やみを申し上げますとともに、片岡慎介先輩のご冥福をお祈り致します。
セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/aim/
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