速読力を高めたいというニーズに応えて。
高速音声のリードで黙読するという方法が受けている。この方法は黙読追唱法といい、速話聴取法の一つである。
ノーマル速度に追加して、2月1日に2倍速、3倍速、4倍速、5倍速の音声をアップした際、4倍速音声にはそれに同期したテキストも加えておいた。
二ヶ月間の推移を見てみると、4倍速の再生回数が群を抜いている。黙読追唱法に興味をお持ちいただいている証だと思う。
速話聴取法には色々な方法があって、目的によって実践方法を選択する。黙読追唱法は速読力を開発するための方法で、実践するとその効果をすぐに実感できると思う。
速読力開発のニーズが強いことが分かったので、それをサポートする情報を2つ追加した。
一つは、各再生速度における1分あたりの文字数だ。速読が念頭にある場合は、再生速度よりも文字数の方が知りたいだろう。
セルシネが提供している音声は、通常速度で360[文字/分]だ。よって、2倍速で720文字、3倍速で1080文字、4倍速で1440文字、5倍速で1800文字となる。
2倍速の720文字は、普通の人が少し早めに読んでいる速度。
3倍速の1080文字は、日頃から読むことに親しんだり、それを仕事にしている人の速度。
4倍速の1440文字は、群を抜いた能力の高さがキラッと光っている人の速度。
5倍速の1800文字は、速読の達人レベルだ。
これ以上の速読力を身につけるためには、黙読追唱法とは違うやり方が有効になってくる。
5倍速にリードされて速読力がアップしている段階までは、滑走路を牽引されて加速しているグライダーのようなもの。ところが、ひとたび飛翔すると別次元で速読能力を開花させる人もいる。
速読力の開発をサポートするもう一つは、縦書きの文章を掲載したこと。
我々日本人は縦書きの本を読むことも多いので、縦方向の眼筋を鍛えるのも大切だ。
縦書きの文章が別フレームで開くようにリンクを張ったので、開いたフレームをモニター一杯に大きくすると良い。そうすると、効果的な眼筋トレーニングになる。
音声に合わせて視線を滑らかに移動させる。読めない人も、繰り返すうちに自然と読めるようになってくる。
自身の速読力に合わせて、1倍速から5倍速までの任意の速度を再生すれば良い。
5,6文字程度のブロック毎に読み進めるようにすると、さらに速い速読ができるようになる。速読の達人は、このブロック文字数を格段に多くすることを実現している。
1ページ分の文章しか掲載していないが、同じ文章で繰り返し黙読追唱法を実践してみて欲しい。正の学習転移によって、確実に速読力が増してくる。また、波及効果によって他の能力も活性化してくる。
あなたの頭脳を瞬間チャージ・・・。 是非!
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セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/aim/
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