お守りのようなストレスコントロール・グッズ、・・・発売!
何か最近、“巡り合わせ”というものを感じることがよくある。前号で書いた有限会社セルシネ20周年記念日のその日にコルパー道場「二四土研鑽会」を偶然スタートしたこともそうだし、今日お伝えする件もそうだ。
この記事を書こうと名刺ホルダーをめくると、ちょうど1年前の今日ご来訪頂いたのだと気づいた。
株式会社ホーマーイオン研究所の医療機器事業部/取締役営業本部長である石崎俊雄氏だ。
会社勤めしていたとき、同社の商品「SLEEPY」を扱っていたことがある。頭部に低電圧のパルス刺激を与えることにより交感神経の緊張を緩め、自然なな眠りに導く電気睡眠導入器だ。もう20年以上も前の話しである。
あるメーカーからご紹介頂き、お忙しい中恐縮だったが石崎氏にお越し頂いた。お会いするのは初めてだった。
あれから一年の間、セルシネで販売するか・・・、販売するならどのように・・・、セルシネならではの付加価値を与えられるか・・・、などを頭の隅で考えていた。
そして今、これを使ったユーザーサポートのイメージがやっと見えてきた。
前置きが長くなった。
今日ご紹介する商品は、弊社からも12月5日に発売したストレスリムーバー「パルスエッグ」だ。
値段は4,980円(税込)、送料と代引手数料は弊社が負担する。銀行振込の場合、振込手数料はお客様にご負担頂いている。
まず自分で使ってみた。「うんっ、いいかも」と感じた。次に家族に試してもらうと肯定的反応が。さらに友人の小川正人氏が経営する清涼堂整骨院で試してもらった。そのとき頂いた感想がこれ。
ストレスが原因で心身に不調を来している人に使ってみて欲しい。不眠症状の人がスムーズに入眠できるようになったり、あがりや緊張をプラスのエネルギーに転換してハイパフォーマンスを発揮できるようになる。
もちろん万能器ではないが、試してみる価値は大きい。
ただ、セルシネが販売するからには単なる“お試し”で終わるわけにはいかない。ケースバイケースのユーザーサポートができるノウハウを揃えたかった。そのため一年もの月日が経過した。
パルスエッグが色んな人に使ってもらえる理由は、“手軽さ”ということの他に、「リラックス・モード」と「アクティブ・モード」の働きにある。
パルスエッグを手に握ると電極がちょうど“労宮”というツボに当たるようにデザインされている。“労宮”は慢性疲労や緊張感からの回復に効くとされているツボだ。そこに、1万分の1秒という短時間の矩形波パルスを低周波で出力する。
「リラックス・モード」を選択すると、電気刺激が14Hzから1Hzへ3分掛けて漸減し、これを5回繰り返す。この刺激パターンは副交感神経を活性化させてストレスを解消させる効果がある。
「アクティブ・モード」を選択すると、電気刺激が30Hzから70Hzへ1分掛けて漸増し、これを15回繰り返す。この刺激パターンは交感神経を活性化させて活動エネルギーを生じる効果がある。
だから、前述のように過剰ストレスが原因で心身に不具合を生じさせてしまっている人にもいいし、プレッシャーを突き破って自己表現したいという気力を持った人にもお薦めできるのだ。
パルスエッグの特性は、認知行動療法を取り組む上で非常によい補助をしてくれる。
例えば、自身の前向きな思考や行動の足を引っ張る問題パターンを自覚している人がいるかもしれない。分かっちゃいるけど止められない・・・というやつだ。
でも、この問題を克服したいというモチベーションはあって、気力も体力も備わっている。そういう人ならば、「アクティブ・モード」でイメージトレーニングしたり、実際に行動しながらパルスエッグを握ればいい。
認知行動療法は気分障害や情緒障害などに対する治療技法の一つで、物事を不適切に解釈したり理解したりする仕方を修正する認知療法と、学習理論に基づいて行動を修正する行動療法を統合したものである。例えば、「書くだけダイエット」も認知行動療法の一つだ。
突発的に不安感やめまいあるいは吐き気や身体のしびれなどの発作を経験し、その発作がいつ再発するかという恐怖感に悩んでいる人がいるかもしれない。これはパニック障害と言われるものだ。
他にも、拒食症や過食症などの摂食障害。人前で何かしなければならないときに過剰に緊張してしまう社会不安障害。意思に反して不快な考えが繰り返し頭に浮んでしまい、その不安が気になって同じ行動(手を何度も洗ったり、鍵閉めを何度も確認したり)を続けてしまう強迫性障害などがある。
これらを認知行動療法で解決するときに、パルスエッグが有効な補助ツールとして使えるのだ。
認知行動療法は、積極的に社会生活を送っている人が更なるステージに向けてチャレンジするときにもセルフコントロールの手法として応用することができる。
ストレスやプレッシャーが自身の限度を超えたために“うつ症状”を生じさせてしまっている人も多い。
うつのときは感覚機能が抑制される。例えば、景色がモノトーンのように見えたりする。これは一つの自己防衛反応なのだと思う。しかし、五感の機能が抑制され、抑制された五感で世界を体験しているからますます気分が鬱(ふさ)いでいくという悪循環に陥ってしまっている場合も多い。
そんなときは、パルスエッグを「リラックス・モード」にセットして試すといい。14Hzから1Hzに漸減する電気パルスが手のひらの「労宮」を刺激して脳の体性感覚野を活性化させる。このスッキリ感が他の感覚にも波及していくように感じられ、すがすがしい気分を呼び覚ましてくれる。
気力が充実してきたら、「アクティブ・モード」でイメージトレーニングをしたり、実際に行動する場面で握ればいい。30Hzから70Hzに漸増する電気パルスが体性感覚野と運動野を活性化させる。
パルスエッグによる領野の活性具合を琉球大学のチームが研究されたfMRI画像もパルスエッグ紹介ウェブページに掲載した。
パルスエッグを使用した人から「お守りのようです」というコメントも頂いた。
セルシネがしっかりとサポートしたいと思っている。気分が鬱いでいる人も、更なる目標に挑戦する人も、是非お試しあれ。
セルシネ・エイム研究所 和田知浩
http://www.selsyne.com/aim/
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