深層自己説得は表層自己説得、深層自己納得は表層自己納得、深層自己宣言は表層自己宣言。アファーメーション法が目指すものとは。
あなたは今、“頼み事”や“願い事”があるだろうか?
私は、クライアントの頼みや願いの実現をサポートする仕事を始めてかれこれ30年になる。
頼みや願いの実現率、そして実現度を飛躍的に高めるには、クライアント自身の変化が必要である。それを促すのが、私の最初の仕事となる。
変化とは何か、それは、頼みや願いが“誓い”となることである。
誓いに至ったクライアントの表情や姿勢そして声は、それまでの頼みや願いを抱えていたときとは一変する。
この「頼願転誓」を実現する祈りこそが、“アファーメーション”なのである。
アファーメーション法とは、自身が発する言葉を以て自身を統御するメソッドである。
よって、まずアファーメーション・スクリプト(台本)作りからスタートする。
作成方法は、6月1日にセルシネ出版から発売した書籍「宣言 アファーメーション・バイブル ~言
霊の生かし方~」で詳しく解説した。
アファーメーション・スクリプトの作成と、そのアファーメーションによる深層自己説得の照射、そして深層自己納得の形成、さらに深層自己宣言の発現へと自己変容していく。
深層とは、意識の深層、すなわち“無意識”や“潜在意識”と呼ばれる領域を指す。
このアファーメーションの一連のステップで、本人の顕在意識と潜在意識は深くコミュニケートする。
コミュニケーションの無い一方的な深層自己説得は、アファーメーションとは言わない。それは、単なる顕在意識のエゴイズム的呼唱でしかない。
潜在意識は、顕在意識に比べて圧倒的な情報量と自己を動かす力を有している。
その潜在意識に耳を傾けながらアファーメーションするのだ。相互の意思疎通によって、必要ならばスクリプトも修正していく。この作業がとても重要である。そうすると、誓いの実現率と実現度は飛躍的に高まる。
深層自己説得は表層自己説得、深層自己納得は表層自己納得、深層自己宣言は表層自己宣言であるべきなのだ。
よって、アファーメーションは“自己暗示”ではなく“自己明示”である。
単なる自己宣言が一周して表層自己宣言になったとき、あなた一丸の誓い力が生じるのである。
セルシネ・エイム研究所 和田知浩
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