誰と対話している? それに気づいて、必要なら話し相手を変えるだけで自分が変わる。
誰とでも分け隔て無く接する人が高人格者だと説かれる。
赤ん坊から最期の老人まで、貧しい人から富める人まで、極悪人から善人まで、無知な人から博識の人まで、怖い人から優しい人まで、無力な人から権力者まで、低人格者から高人格者まで・・・。
誰と接するときにも変わらない人は、確かに根本的な慈悲心がある。そうであるからこそ、実は相手の状態によって接し方が大きく違って且つ適切、すなわち臨機応変である。
話し相手は人だけではない。動物や植物、大自然、宇宙、道理・・・と、何とでも話はできる。ただし、相手と通じる言葉の習得が必要である。然もなくば、自分勝手の一方的な思い込みの話にしかならない。
動物や大自然などに限らず、人との話しでも完全一致の伝達は難しい。
私達は、文章を書いたり何かの創作活動をする際にも、無意識のうちに誰かと対話しながら進めている。その話し相手次第で、創作物の出来映えも変わる。
以上のことを踏まえて、さて、凡人(未高人格者)は誰(何)と話すかが重要である。自身の慈悲を保てる人を意識的に選択して対話しよう。それが、感受に楔を打ち込むということだ。
そして、対話力を高めるべき最初の相手は、自身の潜在意識である。顕潜一致となったとき、「問題・障害・逆境」の多くは解消される。わずかに残った「問題・障害・逆境」への取り組みも、顕潜一致でならむしろ楽しい。
潜在意識との対話法(深層自己対話)については、書籍「宣言 アファーメーション・バイブル ~言霊の生かし方~」 で解説している。
セルシネ・エイム研究所 和田知浩
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