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2021年1月 6日 (水)

vol.327 有限会社志縁塾が主催した第11回「全国・講師オーディション」でグランプリを獲得したノビーこと大久保信克社長のスピーチ。

昨年12月13日に開催された第11回「全国・講師オーディション」有限会社志縁塾 主催)で、ノビーこと株式会社笑い総研社長大久保信克氏が見事グランプリ(最優秀賞)を受賞した。
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予選を勝ち抜いたファイナリスト12名が霞ヶ関のイイノホールに集結し、持ち時間10分でスピーチ力を競った。

今年はコロナ禍のため、500席が満席にならないように、入場者数は3割程度に縮小されたが、ネットでは過去最高の6万人超が視聴した。

また、350人を超えるメディア関係者が、講師発掘を目的にオンライン審査をしたそうだ。

私も会場へは行かなかったが、ネット中継でその全てのスピーチを観戦した。

それぞれユニークなスピーチが展開された中、ノビーが7,278票を獲得してグランプリを受賞した。

その素晴らしいスピーチを動画から文章を起こしたので記しておきたい。ジブリッシュの魅力が伝われば幸いである。


皆さん、「ちゃぱらぴあー、ぱんだからぴあー」

突然失礼致しました。意味のないことを口に出す、ジブリッシュの専門家をしております、大久保信克と申します。

今私は、口からでまかせで、意味のないことを話しました。これがジブリッシュって言うんですけども、これをホントは皆さんに一言言って頂ければと思っていたんですが、ちょっとこういうご時世なので、別のことを1個して頂きたいと思います。

唐突ですが、天井に向かって手を振って頂いても宜しいでしょうか。元気良くどうぞー。

あっ、いいですねー。ありがとうございます。今会場から笑いが零れていましたが、実は今日お伝えしたいのはこのことなんですね。

「意味のないことを大切にすると、心が豊かになる」

今日お伝えしたいのはこのメッセージです。

皆さんは普段、心の豊かさって感じられているでしょうか?

以前の僕は、感じることができていなかったと思います。むしろ自分の心の貧しさっていうものを感じました。感じていたときがあります。

でもそんな自分でも、意味のないことを大切にすると、心が、こんなに豊かさって感じられるんだっていうぐらいですね、変わることができたんですね。そのストーリーを通じて今日は皆様に心が豊かになる秘訣、これをお伝えしたいと思います。

まず初めに自分が意味のないことで心が豊かになったスタートはですね、ストレスを吐き出すというときに使ってたんですね。

先ほどのジブリッシュというものなんですけれども、これをストレスで使う前はですね、日本語でいつも頭で色んなことを悩み続けたりですね、もやもやして日本語で「しんどいなー」とか言ってた訳ですよ。それをですね、ジブリッシュで出したらどうなるかなということでやってみたんですね。

日本語だと「しんどいなー」と言うのがですね、ジブリッシュだと「ちゃんばらべー、てぃっからめっちゃらびあー」

そうなんです。ちょっと笑えるんですよね。で、みょーにスッキリするんですよ、これ。あっ、意味がないから感情だけをダイレクトに出せるんだなーて気づいたんですね。

それから、あっ、これはいいぞということで色んな人に伝えてきました。そしたら、講座なんかもするようになったんですけれども、外国人の人と一緒でも、初対面の人同士でもすぐ仲良くなっちゃうことに気づきました。

イメージ映像、こんな感じです。

「あぱりぇちぇんぴんでぃからぱらかちゃ」

「はーぱらなはっせんねてぃかぱらぴっちゃりにら」

「おーてぃかまあかてぃっかんならせあ」

「ひぃあまーぺれんでぃ、ぼろてぃっからぺぇっちぃー」

これ全然意味ないですからね。意味ないけど盛り上がっちゃうんですよ。勝手に。勝手に笑いが起きるんですね。

意味もなく笑い合える人がいるって凄い豊かなことだなって思うようになりました。

それから、でもこれまだまだ序の口だったんですよ。

自分が一番心の豊かさを感じられるようになった切っ掛けは、実は、ジブリッシュで自然と対話をするということをやったときだったんですね。

少し不思議に思われるかもしれないんですけど、ある日、公園で咲いているタンポポにゆっくりジブリッシュで話しかけてみました。

こんな感じです。ちょっと怪しく思われるかもしれないんですけども。

「はーぱらんちぇー、ぺっからぴー、あーたっちゃらあっちゃらちゃっか」

客観的に見たら怪しい人なんですが、やってる本人はですね、入り込むんですね。もー凄い幸せなんですよ。

なぜかっていうと、もーここにタンポポとか自分とかそういう言葉がなくなっているので、ただ同じ命が目の前にあって、ただただ愛おしい。もーなんか頭じゃないんですよね。ハート、こっちで会話をしているっていうか、なんかそんな感覚になって何時間でもこのまま味わっていられる。そういう体験がありました。

もの凄く豊かな時間がそこに流れてたんですね。

それ以来、日常の景色まで見え方が変わってきました。

今までだったら普通に通り過ぎていたような町の景色でも、立ち止まって、わー綺麗だなーって、なんか思える時間が増えていって。そして、見える感覚だけじゃなくて、今までなんか意識していなかった、川のせせらぎにですね、耳を研ぎ澄ませるような場面が何か突然訪れたりですね。

風を感じて、一緒に深呼吸してみてください。

はー

なんかこんな感じで、頭ばっか使っていたときにはできていなかった感じるっていうことを、どんどんどんどん大切にできる時間が増えていったんですね。

この、自然との一体感、これは僕にとって、頭で使っているときには一切感じていられなかった、ホントに豊かな時間がそこに詰まっていて、“生きるっていいなー”、そういう気持ちもどんどん内側から出てくるようになったんですね。

この自然との一体感というのを、その後、あっ、これはただ自分が特別な経験をしているということではなくて、かつての日本人はこれを日常的に感じていたのではないかと思う、ある一つの言葉と出会うことになります。

それが、“じねん”という言葉です。ご存じの方もいるでしょうか?

“じねん”、自然と書いて“じねん”と、かって日本では読んでいました。

“じねん”という言葉には人も花も木も植物も動物も、全てのものが含まれていて、全てのものがただあるがままである、こういう意味の言葉なんですね。

でも、多くの人はこの言葉を知りません。なぜか?

明治維新の頃に「Nature」っていう英語が入ってきたときに、自然という言葉をあてて訳したんですね。

そこから、西洋の考え方も入ってきて、人と自然って分けて捉えるようになりました。

これもー今、当たり前になっています。でも本来そうではなかったんですね。

まさに言葉がフィルターを作って世の中を、見方を作っていた瞬間です。

でも私は、ジブリッシュを通じて、このフィルターを外すことができました。

だから、ちょっと怪しかったかもしれないんですけども、タンポポとのあの瞬間はまさに“じねん”そのものだったんですね。

ただこの“じねん”という世界、これはホントに特殊なものではなくて、今すぐにでも感じられると思います。

それを一つ最後、紹介して、皆さん、締めくくりに移っていければと思います。

赤ちゃんの頃、これは“じねん”とホントにそっくりな世界だと思います。是非、皆さんちょっと目をつむって、生まれる瞬間、想像してみてください。

では、今あなたはお母さんのお腹の中にいます。あなたはまだ言葉を覚えていません。さー、いよいよ生まれます。産道を通って、今生まれました。赤ちゃんのままの感覚でゆっくり目を開けてください。

見るもの全てが初めて。あなたは好奇心を持って色んなものを見つめています。言葉がないと、全てのものがただあるだけ。まさに“じねん”の世界がそこには広がっているのではないでしょうか。

この先どんな目で世界を見つめていきたいでしょうか。この先、どんな心で生きていきたいでしょうか。

もし、心豊かに生きたいと思うときがあれば、この言葉を思い出してください。

「意味のないことを大切にすると心が豊かになる」

ホントにね、頭で考え過ぎちゃう時なんかは、もう一回天井に振ってみてもいいと思うんですよ、手をね。

床にね、「ご飯できましたよ」って言ってみてもいいと思うんですよね。

笑うとこだったんですけどね。まっ、しんみりしたとこで、最後、タイミングを間違えたかもしれませんが、意味がないことに意味がある、皆さんにお伝えしたかったメッセージです。

本日は「ぱらんぴかぱらねちゃか、ふぁんでからっちー」

ありがとうございます。

以上がノビーのスピーチである。

私のふるさと島根には古い言葉が残っていて、父は“じねんに・・・”とよく口にする。“じねん”にそのような含蓄があったことを知り勉強になった。

そして何よりノビーの快活な人柄とプレゼン能力は折紙付きである。

主催の志縁塾がスピーチ動画「2020全国・講師オーディション 後半」をYouTubeにアップされている。

ノビーと取り組んでいる「ジブリメーション」(ジブリッシュ×アファーメーション)を弊社ウェブサイトで紹介している。

ノビー、グランプリ受賞おめでとう!


セルシネ・エイム研究所 和田知浩

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